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[ 2024/04/24 23:13 | ]
夏味噌
残暑が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。


暑い日には汗をかきます。

発汗は脱塩ですので、汗をかけば身体が陰性になります。

だから、暑い陽性な夏には、たくさん汗をかくのがよろしい。


脱塩ですから、汗をかくことで陽性毒が排泄されます。


ですから、夏に汗をかいた後は、きれいな陽性を摂れば身体のバランスが調います。

動物性の陽性では台無し。また陽性毒がたまる。



そこでお味噌。

夏の味噌料理には

もろきゅう

マーボー豆腐

ナス味噌

ごまみそだれのソーメン

練梅と味噌のソース

などがポピュラーですが、二十数年前に恩師の寺で、暑い日のお昼にいただいた冷たいお味噌汁はおいしかった。

お椀に丁寧に溶いた信州みそ、大ぶりに切った玉ねぎと冬瓜がひとつづつ。

涙が出そうになるくらい、おいしかった。

ワシは食べるのが遅い上に、まったく気の利かない人間で、アンタにお代わりを勧めるようなことは言えんから、自分で何でもやってくれ。

と言われたことが懐かしい。


さて、

冷たいものを摂りすぎてお腹が冷えた時などはねぎ味噌湯がいい。ネギで殺菌して、味噌でお腹を温めます。

お腹を温めるのは塩気ではなく、時間や炭素(おこげ)の陽性です、塩気では身体が締まって血行が悪くなるので冷えは改善しにくい。

もちろん、太陽の下で遊んだり、陽気に楽しくするほうが、食べ物よりもっと温めます。


アルコールを摂りすぎて陰性になった時は、ゴボウや大根の味噌漬けをお茶漬けの具にするといい。

味噌だけでは陽性過ぎるので、野菜や水分を添えます。


イライラや不安を取り除き、心を調える、つまり脳に流れる血をきれいにするには、

炒り玄米+味噌+香味野菜+香辛料

の料理がいい。


顔が青白く陰性な症状が強かったり、砂糖や薬や添加物などを摂りすぎた時は、野菜とお揚げなどの味噌炒めがいい。

ちょっと焦げた味噌は陰性なものをよく排毒させ、きれいな陽性が身体に入ります。


お味噌にはいくつか種類があります。

材料から見ると

豆味噌

麦味噌

米味噌


陰陽で見ると、

 陰性 ← →  陽性

  豆  麦  米

これが熟成されると

 陰性 ← →  陽性

米味噌 麦味噌 豆味噌

になります。


熟成期間の違いでは

麹が多く熟成期間が短いのが白みそ⇒陰性

麹が少なく、したがって塩気が強く、熟成期間が長いからのが赤みそ⇒陽性。


白味噌は陰性だから柔らかい。

豆味噌などの赤みそは陽性だから固い。


お味噌汁はご飯の右。

そして、ご飯もお味噌汁も

つける、という言葉が似合う。



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[ 2013/08/08 11:56 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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