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定印の弥陀
『日本の聖域』第六巻「宇佐と国東」(佼成出版社)で、阿弥陀さんの磨崖仏を見ていたら、息子が写真を持ってきた。

修学旅行で撮った写真ですが、なかなかいい。
 



鎌倉高徳院の大仏は阿弥陀如来。

阿弥陀さんにはいくつか種類があって、これは密教の阿弥陀。手が定印という形で瞑想している姿です。

対して浄土系の阿弥陀さんは立像で掌をこちらに向け、来迎や説法を表しています。


定印の、つまり深い瞑想をしているお姿の阿弥陀さんは美しいものが多い。

京都では、

宇治の平等院、日野の法界寺、鳥羽の安楽寿院、伏見の即成院

花園の宝金剛院は十一面観音も美しい。

加茂の浄瑠璃寺。ここの阿弥陀さんは九体並んで圧巻。弁財天がこの上なく美しい。


阿弥陀さんは「妙なる見極めの智慧」の瞑想状態にあり、その智慧によって疑いや悩みが断たれるので所願が成就します。


僕らが唱える阿弥陀さんの陀羅尼には、

一切の希望を成就するために、一切の業と煩悩を滅することに、阿弥陀さん(の智慧)が力添えしてくれる

ということが書かれています。

阿弥陀さんの智慧は意識が転化したもので、肺と鼻と親指に関係し、悲しみを取り除きます。

僕とあなたは平等だけれど違う。その辺をよく観察して、物事を見誤ることが無い智慧。



密教像ではないけれど、兵庫県小野市・浄土寺の阿弥陀三尊は、そのお堂ごと美しい。これが浄土か、と思うほどだった。
 



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[ 2013/05/13 08:08 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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