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少しづつゆっくりと
毎年一回、新潟大学の学生さんと料理をします。


今年は学生さんからの要望で、

ひじきごはん、キノコ汁、大根の煮物、大学芋その他。


彼らは若い。

輝く未来と希望が感じられて羨ましい。

こちらはただのオッサン。



学生さんは丁寧に煮物を仕上げていました。




煮物に味をつける時は少しづつ塩や醤油を入れます。

柔らかくするのは陰性にする、ということですから、陽性な塩気が少ないほど柔らかくなります。

もちろん、水分が多いほど陰性になり柔らかくなります。

柔らかくなってから塩、醤油、味噌で味を調えます。

その時、陰性な水、香辛料、香味野菜を一緒に使えば、その陰性で味がしみこみやすくなります。


例えば、醤油、

先ず少し入れて煮る。

味を見てまた入れる。

醤油を入れるたびに素材から水分が出てきますから、その素材の味と醤油が混ざるように、少しづつ、何回かに分けて入れればおいしく仕上がります。

一気にドーンと入れては台無し。




納豆はよく練って、またよく練ってトロトロにして、豆の味が出たら、葱と醤油を少し入れて混ぜます。

そしてまた少し醤油を入れて混ぜ、また少し入れる。

こうして豆と醤油の味が重なります。




少しづつゆっくり入れたほうが良い味になる。


いっぺんにではなく、少しづつゆっくり話し合ったほうが安全で平安な話ができる。

そういうものがたくさんあります。

少しづつ、少しづつ。


人生もそんなものかな。

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[ 2013/11/26 07:38 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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