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成人式
昨日早朝、息子と近くの温泉へ。

いつもは人が少ないその場所に若者が何人もいて賑やかでした。

成人式のお祝いでもあったのだろうか。


お大師さんは良家に生まれ、親族の大きな期待を受けて京の大学に入ります。

儒教を学び、将来は官吏となって立身出世が約束されていました。


しかし、二十歳の時に大学を中退し、山での修行生活に入ります。

親族の期待に反し、誰からも祝福されることのない二十歳の出発。



厳しい冬の深い雪の中でも葛衣で作った粗末な衣を着て精進の道を実践し、炎暑の夏には

非常な暑さの中で穀類や飲み物を断って、朝な夕なに懺悔する(『秘蔵記』)

という生活をし、

室戸岬の洞窟で虚空蔵さんの修法をして、 

谷、響きを惜しまず、明星來影す(『三教指歸』)

とういう経験をした後です。




・現世の栄華と安定、家族親族の安心

・人生の真実、魂の解放

このふたつの間で心は揺れたはず。



僕らは多少なりとも、生活のため、家族のため、世間のために、自分の大切なものをしまいこみ、我慢し、自分の好物を諦めています。

もし、その我慢し犠牲にしているものが、人生の真実を知るためのものだとしたら、

大いに悩むはず。


この内面の葛藤が青春の象徴。

これがある限り、僕も若者でいられるかもしれない。

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[ 2014/01/14 09:44 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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