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欲望の火、智慧の火
先日の葬儀は、

火葬場の炉前で拝む火葬式。

最近増えています。

炉の前(告別室など、焼香する部屋のあることが多い)

で、全員立ったまま、時間も長くて15分。

こういう時は、

早目に行って、

火葬の前に待合室などでお話をします。



火は暖かさと明るさをもたらし、

調理を助け、

化学反応に関わります。

多くの産業に必要。

でも、

管理を怠ると、火傷や火事など、危険なことも起こります。



護摩の火は如来の智慧の象徴で、

無知を焼きます。

しかし、

怒り貪り執着などの煩悩も、燃える火となります。


欲望の火が、智慧の火に昇華するためには、
 
空性(無我や無常を体得すること)の理解が必要です。

空性が迷いを焼く、と云ってもいい。

深い心のコントロ-ルにより

自我への執着が無意味であり、

自他の比較も無意味であり、

自他の仕切りが低くなることで得られます。


智慧の火によって、迷い執着が焼ければ、

火の中に宇宙の真理が現れる。

その時、拝んでいる人は大日如来、宇宙の真理に出会う。

それが、成仏です。

僕らは、本来清浄で、

元より悟っているのに、

迷い煩悩無知の埃が積もって、それが見えないだけだから、

その埃が智慧の火で焼かれた瞬間、本性(仏)が現れるはずです。


火葬も、

世俗を焼いているのだろうか。


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立石寺からのお知らせ

☆7月6日(土) 9時~護摩供

☆7月7日(日) 13時半から 施餓鬼法会 

どうぞお参りください。

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[ 2019/06/30 06:43 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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