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死者への祈り
お客様の接待をどうしようか、と考える時、

自分なら、どうされたいかを考えるのがひとつの方法。

僕は、

仕事用事の他に、食べたり飲んだりのもてなしは苦手。

できれば、ひとりにしてほしい。

でも、

人によっては、食事や宴席が嬉しい場合もあるだろうから、

どうしたらよいか、本人に直接聞くのが親切かもしれない。


相手が、故人死者の場合は、

聞くことができないから、こちらで想像するしかない。

自分の死後、どうされたいか、と。

元気で仲良く立派な人になってくれるのが、もっともうれしいだろうな。

病気なら心配、ケンカしていれば悲しい、

悪事に染まっていたら、心が沈む。

仲良くするためなら、食事や宴席もいいかな。


『性霊集』にある表白などをみると、

故人に対してはもちろん、

すべての命が悟りを開き、仏の位に至るように、

と祈願しています。

お大師さんは、いつもそういう姿勢。 

故人を含めたすべてに仏性があるのだから、

その可能性を信じて成仏を、悟りを拝む。


他の成仏、幸せを祈る観法に、四無量心観があります。

他人を教化し、仏法の恵みを与えること。利他行の基礎。 

その内容は、

・慈無量心

一切有情は仏の性質を具えているから、

大きな楽しみを与えようと、真言を唱えながら観じる。

・悲無量心

一切有情は迷いの海に沈んで、自心を悟らず、

愚かさの執着を起こしているから、

苦を和らげようと、真言を唱えながら観じる。 

・喜無量心

一切有情は本来清浄なこと、蓮華のようであるから、

衆生の楽しみを喜び、嫉妬心を除こうと、真言を唱えながら観じる。 

・捨無量心

一切有情はすべてにおいて平等で、

その性質も姿も本来空であることを、真言を唱えながら観じる。

だれもが、

仏ではあるけれど、現実には迷い苦しみがある、

でも、本来清らかであり、平等である、

ということ。

お気持ちがありましたら、

具体的な観想法をお教えします。


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[ 2019/04/30 06:51 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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