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生まれた日の月
誕生日は19年目ごとに同じ月齢になります。

つまり、

19歳、38歳、57歳、76歳、95歳の誕生日の晩の月を眺めれば、

それは生まれた日の月と同じ。


人生には調子の良いときも悪い時もあります。

陰陽望診法では、胎内にいた9ヶ月と、生まれてからの60年を配当して、

妊娠3ヶ月目の事象が、20歳に表れると考えますが、

月を見ると、

19年周期に人生の昂揚期、転換期、衰退期が現れる。


月の軌道を二十七等分もしくは二十八等分して、そこに宿を置き、

陰陽五行説と西方からの七曜の概念を合わせて構築したものが『文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経』、略して『宿曜経』

二十七(二十八)宿、十二宮、七曜などの天体の動きや曜日の巡りをもとに、

日や方角等の吉凶を読み解く方法を説き明かした経典で、

お大師さんが唐から請来し、日本でも曜日が知られるようになりました。

密教では、造像・修法・灌頂などを行う際には吉日を選ぶこととされており、この宿曜経を根拠に日を決めています。

 
例えば僕は、昭和37年1月6日生まれ。この日は旧暦12月1日で虚宿。

原文では、

此宿生人 法合足穀食多貯積 合長貴勝蒙君主王寵愛 又好祭饗神廟終終身快楽

と極めて恵まれた星の下に生まれている。

日の吉凶としては 、

宜諸急速事 学問及沐浴 求乞子法吉 宜供養婆羅門 置城邑営兵 著新衣厳飾衣冠並吉

市販の暦では

虚宿は万事控えめに慎む日

となっており、原典とはだいぶ違う。

この宿と曜をあわせて、日の吉凶を見ます。

基本的に気にするのは何かを起こす日の吉凶のみで、人の性質や対人関係は見ない。

 修行して人格の完成を目指す宗教であり、万人は元々仏であるのだから関係ない。


でも、

密教は現象界の存在そのままが真実である

という立場なので、

星月の動きも真如であるとして、『大日経』にも日時を選ぶべきことが説かれています。

実際には、

吉日を選んで悪日を避けると、なお良いけれども、

一切の日は皆善

一切の宿は皆賢

菩薩は皆威徳を備え

羅漢はみな煩悩を談じる


と『孔雀経』にあるので、
 
菩薩の威徳に頼り、それが慎みである

と古来考えられています。

仏の力と修行による功徳で善悪吉凶を越えようとするのが仏教ですから。


そして『大日経疏』には、

所謂良日晨といっぱ 意は菩提心嘉会の晨にあるなり

とある。

向上心と慈しみの心をもって、

心を観察しながら冷静に自他の悟りを目指す時が吉祥。




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[ 2017/02/24 17:21 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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