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空は虚空に等し
昨日は快晴で、青空が広がっていました。

空は広く大きい、仕切りが無い。

仏教で虚空とは、 

一切のものを包み込んだ空間

のこと。

作られたものではない、無限なことの喩え

にも使われます。

『大日経』住心品には、

菩提=心=虚空

という内容が書かれています。

悟り、心は、広く大きく、仕切りが無い、

つまり、無差別無執着。

『釈論』には、虚空の十義が説かれています。

1、妨げられ、妨げるものではない
2、あらゆるところに行き渡る
3、平等
4、広大
5、形が無い
6、清浄
7、不動にして、出来たり壊れたりしない
8、分量をもたない
9、空々としている
10、無碍で無執著

密教では、

悟るべきもの(本不生と云う)は、

虚空に等しい、

と習います。

そして、それは法然に具足している。

空がいつでもどこでも、

誰の上にもあるように。



『吽字義』には、

日月星辰はもとより虚空に住すれども雲霧蔽汚し、烟塵映覆す
愚者はこれをみて、日月無しと思えり

本有の三身もまたかくの如し
無始よりこのかた本より心空に住すれども
覆うに妄想をもってし
纏うに煩悩をもってす

『秘蔵宝鑰』では、

虚空の相はこれ菩提なり。知解のものもなく、また開暁のものもなし。何をもっての故に。
菩提は無相なるが故に。秘密主、諸法は無相なり。いわく、虚空の相なり。

と、虚空を説いています。

観想、瞑想修法で最も大切なものが虚空と云ってもいい。

虚空は自在であり、邪魔が無い。

だから、

一切の分別を離れて無染無著

それが体得すべきものです。
 
『秘蔵記』に、

心は虚空の如く不生不滅なり

とあるように。


今日は梅雨空、

見上げれば落ち着きます。


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[ 2019/06/20 08:45 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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