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食の階梯 1
小麦粉など粉ものの質が低下して傷みやすい時期です。

開封したものは早めに使い切りましょう。



キャベツのみじん切り、炊いた炒り玄米、白ごま、海苔、生姜みじん切りを地粉でゆるく溶き、これを衣にして揚げもの。今回はコーフーとコロッケ。

野菜を衣にする黄檗揚げは、命を生かすリサイクル料理であり、ボリューム、コクがある。

炒り玄米やリブレフラワーを混ぜると油をはじくので、さっぱりパリッと仕上がります。

 


それはさておき、 


世の中にはいろいろな人生があるけれど、

不和失敗不幸トラブルの多い人には、ある共通の特徴が見受けられます。

主に思考思唯の違いと、言動の違いなのですが、なかなか苦しみから逃れられない思考言動というものがあります。

また、

病気が治る人と治らない人がいて、これにも決定的な違い、特徴がある。

食べかたも違う。



さて、

『大日経』住心品や『菩提心論』からの考察をすすめた『十住心論』には、

低次元の心の世界から高次元の心の世界へと次第に進展し向上する過程が、「仮に」十段階に分けられています。


その中で一番低い段階が

「異生羝羊心」(いしょうていようしん)

羝羊は雄羊。雄羊がただ性と食に対する欲望をもって生きているだけにすぎないように、

迷いの世界に輪廻する地獄・餓鬼・畜生・阿修羅、

悪しき行為をつづける人間の世界が、異生。

例えば性欲に関して、

全く制御が効かず、本能のまま、倫理道徳も無い状態。

数ある犯罪の中でも、最も忌むべき最低の行為である強姦を思い抱くような心。

食欲も同じ、

何でも行儀悪く食べ散らかし、ただ空腹を満たそうとする。旬も美も礼儀も団欒も安心も無い食。

何を食べるか、だけを考えて、どう食べるか、を考えないのも、この段階です。

食べ物を強姦しているようなもので、最低の食。

このような食の行為が業となり、病苦のもととなり、地獄へ行く。


でもしかし、

もし、そんな闇のような心でも、

一筋の、針で刺したくらいの細い細い穴を見つければ、

そこから差し込むわずかな光に気がつけば、

それを頼りに心のレベルを上げることができます。


⇒つづく。

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[ 2015/06/06 08:01 | Comments(1) | 米ぞうの家 ]
1. posted by ⇒つづき  2015/06/07 06:10
その光が広がれば二番目の「愚童持斎心」(ぐどうしさいしん)

愚童は愚かな少年。

持斎は斎を持つ、節食して他の者に自分の食物を施すこと。

これは人倫の道のはじまり。道徳が身についたレベル。

自分が一番先ではなく、困っている人や自分より弱い人に食事を分けてあげる。好きなものをひとり占めしない。

みんなで食べるとおいしいから。

みんなで食べると楽しいから。

そうすることでもっとも恩恵を受けるのは、困っている相手ではなく自分自身だから。

ただガツガツと食べるのではなく、平安な心で食事をします。

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