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[ 2024/12/22 11:33 | ]
道草 松江編
妻が友人と雪の出雲へ旅行して、その話を聞いた後、

続けて読んだ『日本の町』(丸谷才一、山崎正和)、『阿呆旅行』(江國滋)両著に松江の話が出てきて、いろいろ思い出した。

初めて松江に行ったのは昭和53年12月、16歳の時。

同級生MとY両人との旅。

東京から今は無きブルートレイン24系「出雲」のB寝台に乗り、

三朝、玉造と温泉に泊まってから松江に出た。

帰りはキハ82系特急「まつかぜ」。当時の山陰本線を代表する列車で、食堂車の銀色の食器が印象的だった。


数年前に数回、

松江駅近くの「自然食品 ひまわり」という素敵な店に呼ばれて精進料理を作った。



この店の隣に万年筆専門店がある。


その際、

一度目に泊まったのが宍道湖畔の旅館「松平閣」

ここは料理も温泉も、庭から見る宍道湖の夕陽もすばらしかった。

二度目からは「ホテル一畑」に泊まり、最上階の大浴場から宍道湖を眺め、

夕陽を眺めるためのタクシーに載った。

宍道湖のシジミは春秋が旬で、太ってうまいらしい。

宍道湖畔の道は風景を邪魔しないように作られ、

宍道湖大橋を下駄で渡ると、歯と石が当たる音が美しい。

湖畔の島根県立美術館には、

北斎、広重の他、僕が好きな森山大道の「光と影」がある。

そして、

この美しい町の北15キロに原発がある。


帰りは松江駅前で晩酌してから、サンライズ出雲のシングルデラックス(A寝台)に乗る。

洗面所とデスクがあり、ちょっと仕事もできる。



名古屋通過




川崎手前でサンライズ





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[ 2017/02/18 08:02 | Comments(0) | 道草 ]

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