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お葬式雑感 7 数珠の話
数珠は仏教徒の象徴ですから、信仰があるなら持っていたほうがいい。

仏教徒なら、

仏教以外のお葬式やお参りでも、数珠は持っていたほうがいい。


象徴とは、

悟りとか仏とか真理とか、

カタチに現すことができないものを表現するものです。


数珠は本来、数を取るもの。何回唱えたかを数えるためのもの。すり鳴らすものでは無い。

昔、三井寺鳥羽僧正が修法のあと、念誦する真言のおわりを伴僧にしらしめようとして摺り給う

というのが始まり、と伝えられてます。
 
合図ですね。


数珠には、

百八顆、五十四顆、四十二顆等々いろいろあります。 


『木槵子経』には、

木槵子(むくろじ)の実108珠の数珠を常に身につけ、

仏法僧の三宝を称賛するごとに実を一個繰り、

これを百万遍繰り返えせば煩悩を滅し、涅槃に到逹する

と説かれています。


『金剛頂瑜伽念誦経』には、

煩悩を滅したいと欲するならば、数珠を持ち、常に身に随え、専心に諸仏の名号を念じるべき

とあり、


刀を持てば斬りたくなり、数珠を持てば拝みたくなる、

とお大師さんは言っています。


  また、

『一字頂輪王儀軌』には、

珠を敬うこと仏の如くせよ

とあり、数珠を持つことは仏を携帯していること。


数珠は通常、左手に母珠(房の元に珠がひとつ有るほう)を上にして掛けます。
 
房は内側に。

左手に持つ時は2匝、房も握る。

置くときは3匝。
 
作法は師僧の伝によって違いがあります。 



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[ 2016/04/08 11:04 | Comments(0) | 眞天庵仏教塾・密教塾 ]

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