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神さまと仏さま 1
お彼岸の連休に、我が家もお墓参りに行きました。

お墓にはお骨が埋葬されていますが、よくよく考えると不思議。

本来、

遺骨を残すのが土葬で 、残さないのが火葬。

火葬とは、遺骨を全部焼き、灰にして撒くか川に流すもの。

なのに、火葬でわざわざ遺骨を残して納骨する、

という特殊な文化が日本にはあります。


お墓があって仏壇があって菩提寺がある。

お参りするところがたくさんある。

さてさて、故人はどこにいるのでしょうか。


どこにでもいますね。

故人の本体は満月のようなもの。

その月は、地上にあるいくつもの水たまりに映ります。

月はひとつだけれど、それが映る水鏡はたくさんある。

同じように、

故人の本質はひとつだけれど、
 
お墓や位牌や残された人の心に映ります。


供養とはサンスクリット語・プージャの訳語で、本来の意味は「尊敬する」こと。

お釈迦さまを供養するとは、お釈迦さまを尊敬すること。

ご先祖さまを供養するとは、ご先祖さまを尊敬すること。


尊敬する人がいれば、

その人には礼儀をもって丁寧に接し、

その人を見習い、その人のようになりたいと思い、その人の真似をする。

その人の良いところを見習って、襟を正して生きる。

それが供養です。その気持ちが無ければ、お墓参りをしても供養にはならない。


もう少しブラッシュアップすれば、

本当の供養とは、菩提心をおこすこと。

悟りを求めようと強く思う。そのために努力精進する。
 
「菩提心を起こすはすなわち諸の如来において広大の供養するになる」

と『理趣経』にあります。



富士霊園の駐車場脇に、なんだか不思議な「瞑想室」があった。



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[ 2016/03/22 10:34 | Comments(0) | 眞天庵仏教塾・密教塾 ]

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