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『般若心経秘鍵』の頌を読む 3
色空本より不二なり
しきくう もとより ふになり
事理元より来同なり
じり もとより このかた どうなり
無礙に三種を融ず
むげに さんじゅを ゆうず
金水の喩その宗なり
こんすいのたとえ そのしゅうなり


本体(本質)と現象(現実)はひとつである、

現象そのままが絶対である、

ということですね。

その喩が金水。

金で作られた獅子には耳があり鼻があり口があります。

耳を見て、これが耳だといえば耳だけれど、

全体(平等の立場)から見れば金である。

そこから見れば、耳だろうか鼻だろうが金であり、差別はない。

だから、全体が耳(鼻)と云ってもいい。

宇宙の本体(仏の悟り)と、

個別の僕らの関係もそういうこと。


水上に波が立っても、

波は水である。

いくつかの波がたち、それらは別の波だけれど、

もとは同じ水である。

水が本体で、波が現象ですね。

水と波も、

波と別の波も、

平等で絶対である。


あたなと僕と仏も、

そういう関係。


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[ 2019/03/03 06:33 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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