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[ 2024/12/22 12:30 | ]
あの戦争を読む。
昨日の護摩にいらした社長さんに聞いたおもしろい話。

Kという宗教団体に入会するときは試験があり、その問題の中に


Q : O総裁は仏陀の生まれ変わりだと知っていましたか?

という質問の答えは二択。

1、はい、知っています。

2、今、知った。


僕に足らないのは、こういう強引さだと言われました。



敏腕編集者・カタヤマさんが郡山に来てくれて一献。

私は悪筆だから遠慮がある、

と言う。

これに僕は感動した。

キーボードの時代になって、こういう感覚が無い人は多いだろうな。

字が乱暴でも、文字や言葉を知らなくても、文章と行間にある気持ちを考えなくても、何も遠慮はいらない。

丁寧に心をこめて書く、ということを心掛けたい。


もうひとつ、おもしろいことも教えてくれた。

「遺伝子組換え」と「遺伝子組み換え」は違うんですよ。

調べてみたら、
http://d.hatena.ne.jp/machida77/20110901/p1
http://ep.blog12.fc2.com/blog-entry-1266.html

なるほどなるほど。こういうことは他にもありそう。


ところで、

勧めるわけではないけれど、

三日間くらい断食して水も一切とらず、ただ坐って拝み続けるとか、

お金を一銭も持たずに、ただ一日中歩き続けると、

いろいろなことが分かる。

それらと同じくらいの気持ちになれるのが、あの戦争を体験した人が書いた本を読むこと。


僕は夏になると、それらの本が読みたくなる。

最近は新しい本を買わずに、以前のものを読み返すことが多いけれど、


これ、おもしろかったわよ、

と妻から渡されたのが

『永遠の0(ゼロ)』(百田尚樹 講談社文庫)

小説だけれど、実在の人物が多く登場する。


その中のひとり、帝国海軍一のパイロットと言われた坂井三郎の

『大空のサムライ』(光人社NF文庫)

は興奮しながら一気に読んだ。


同じく飛行機乗りの

『大空の決戦』(羽切 松雄 文春文庫)





以前、無着成恭老師から勧められたのが

『一下級将校の見た帝国陸軍』(山本七平 文春文庫)

『戦中用語集』(三國一朗  岩波新書)

戦争は戦争なんだ、ということが身に染みる。



日本がなぜ、あのような形で終戦を迎えたのかが分かる

『日本のいちばん長い夏』(半藤一利  文春新書)


言葉を調べるなら

『戦時用語の基礎知識』(北村恒信  光人社NF文庫)


あの日、全国民の時が止まっていたはずなのに、国鉄の列車は時刻通り動いていたことに、何とも言えない感動がある、

『時刻表昭和史』(角川選書 宮脇俊三)
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[ 2012/07/29 08:23 | 米ぞうの家 ]



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