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おまじない
明治天皇の御製に、

うるはしく かきもかゝずも 文字はただ 読みやすくこそ あらまほしけれ


というのがありますが、横山和雄『編集出版用語誤用集』(出版ニュース社刊)を読んでいたら、


文字は下手でもよい。だが、どのような場合でも、丁寧に書いてほしい。

とあり、

筆順が違うと判読に苦しむ文字になる


とも言っています。

漢字やカタカナの書き順がおかしいと、文字の形が不穏になって、


はて? この文字はなんという字だろうか?

ということになりがち。


ツとシ、ンとソ、イとリ、ヌとスの間違いはよくある。


僕らの世代、書き順は口うるさく教わったものだけれど、最近はそうでもないのですかね。



もっとも、「手で文字を書く」ということをしないのかもしれない。

文字と暦は文化の基礎なのに。



そんなことを考えていたら、息子から電話があり、

言葉づかいを勉強したいのだけれど

と言う。


これは親の責任だな。僕の言葉が悪かったのだろう。


取りあえず、言葉に厳格な漱石、鷗外、阿川弘之、高島俊男、藤原正彦、江國滋などを読むように言った。




それはさておき、

きり絵作家の冗快さんから大随求菩薩についての質問があって調べていたのだけれど、言語のお名前は


Mahapratisara(マハー プラティシャーラ)

義訳すると

法術・護符


この菩薩さまにも真言があり、それを唱えることによる息災・滅罪・求子の功能が平安時代から喜ばれていました。


僕らはいろいろな真言・陀羅尼・呪を唱えますが、それらの違いは大学の授業でも取り上げる問題で、なかなか難しいものです。



真言陀羅尼は仏の言葉であり、観想し唱えれば迷いを取り除き、一字に千の理を含み、この身のままで真理を体得できる、とお大師さんは言っています。


単なる現世利益のおまじないとは違う修行の言葉ですが、布教の手段としてはその利益が拡げられています。



世の男性諸氏が一生の間に呼ぶ名の第一はおそらく「お母さん」でしょうが、それ故お母さんと呼べば安心と平安が訪れ、呼ばれたお母さんはいつも慈愛と生きる智慧を注いでくれます。


その「お母さん」くらいたくさん唱えれば、諸仏諸菩薩も同じく転迷開悟と人格の完成をもたらしてくれるでしょう。





僕は真言陀羅尼呪文以外に、いくつかのおまじないを知っています。


例えば、好きな人を振り向かせるおまじない。


ご飯を炊いて、それが熱いうちに「アチッ!アチッ!」と言いながら両手で塩むすびを作り、食べてもらいます。


そのうえ、有縁の仏菩薩明王に関わる真言を唱えて、諸行の無常と諸法の無我を瞑想すればご利益万倍。

以下同じように、



・好きな人が優しくなるおまじないは、

右手で左の耳を、左手で観後の耳を、お互いに24回揉む。



・仲直りのおまじないは、

オン ニコニコ ハラタテマイゾ ソワカ

と21辺唱える。




・友だちが大勢できるのは

中指の真ん中を21回揉む。



・心願が叶うのは、


満月の朝3時から5時の間に、月の真言を唱えて心に月を観想する。

または、


橋を渡る時には丁寧に上品に音を立てずに歩く。



・成績がアップするのは、


護摩の灰(炭)をお守りにする。


・試合に勝つには、

仰向けになっておへそのまわりを9か所押す。




・集中力をアップさせるには

片足で交互に1分立ちながら深呼吸。




・怒りを静めたい時は、

酸っぱいものを飲んで、お不動さんを想う。



・恐怖感を無くしたい時は、

野菜スープを飲んで、以下同上。


・悲しみから逃れたい時は


暖かい根菜スープを飲んで、


・不安から解放されたい時は、

暖かい大根と葱と葛のスープを飲んで、



・興奮を冷ましたい時は、

レモネードを飲んで、


・毒蛇や毒虫に遇わないためには、


有精卵と醤油を混ぜて飲み、孔雀明王の真言を唱える。


・悩み事は

紙にそれを書いてゴミ箱に捨てる。



・仕事運アップには

道の水たまりをジャンプする。ただし人に見られないように。そして、少食節食。



・金運アップには、

赤富士の絵を飾り、十一面観音をおまつりする。


・良縁・子宝・結婚成就には


野菜スープを飲んで准胝観音にお参りする。

または、結婚線をまっすぐにすれば確実。




いずれにしても、

志が低いと何をやっても成功する可能性は低い。


生活習慣が正しくないのが最大の悪業であり、それが良ければ願いは叶う。



おまじないをするくらいの余裕と、おまじないを信じられるくらいの努力精進と、おまじないで諦められるくらい心に余力があれば、大事に至ることはないでしょう。


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[ 2013/05/15 08:06 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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