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お雑煮
ある男が西に向かって歩いている時、突然、行く手に火の河と水の河とが出現した。

それらは底なしで無限に広がっていた。

この両河の真ん中には、細長く一筋の白道がこちらの岸から向うの西岸まで続いている。

後ろを見ると、盗賊などが迫ってくる。

「急いで渡れ」

という声が聞こえた。

男は無事に西側、すなわち浄土にたどり着けた。

火の河は怒り

水の河は貪り

盗賊などは欲望を表す。


善導の『観経䟽散善義』にある

「二河白道」で、極楽往生を願う信心をたとえたものですが、

毎年末になると思い出す話です。


僕はまっすぐに歩けたのだろうか

来年はまっすぐに歩きたいものだと。


それはさておき、


お正月はお雑煮。




寒い時にはまず、暖かい汁ものが嬉しい。

だから、まず最初にお雑煮を出します。

その後、おせちで飲む。


雑煮の雑は混ぜるという意味で、いろいろ混ぜて煮たもの。

冬野菜の華は大根。

大根の汁を蘿蔔(らふく)汁と言い、最もシンプルなお雑煮になります。



昆布出汁は昆布を水に8時間ほど浸して引き、火にかけて沸騰する前に引き出します。

出汁が沸騰しないようにして塩と少しの醤油で調味、

大根と人参は下ゆでするか、出汁でそのまま煮ます。

出汁で煮る時は沸騰させないほうがおいしい。

焼いた餅を椀に入れ、小松菜、水菜等冬の野菜を添え、出汁を張って熱いうちに出します。 吸い口は柚子など。

大根と人参で紅白にするのを源平仕立てと言います。 めでたい配色。

切りかたも熨斗型、花形などにすると縁起が良い。


雑煮は味噌仕立てならおかずになり、おすましなら肴になります。

小さく切った具が多ければ陽性になり、大きく少ない具なら陰性に。

お餅は焼けば陽性に、煮れば陰性に。


写真は横浜の料理教室で作ったもの。


この教室は来年も一年間連続で開催されますので、どうぞご参加ください。

詳しくはこちら⇒http://cocochienoki.blogspot.jp/p/cooking-class.html


ご希望のかたには精進料理・食養料理「講師」または「教授」の認定証を発行できます。



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[ 2013/12/17 09:46 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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