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イヤダカライヤダ

てんぷらは揚げたてがおいしいけれど、カボチャやナスやサツマイモはすぐに食べると口の中をヤケドしたり、熱すぎて味がわからないことがあります。

じゃあ、いつが食べごろなんだ、と侃々諤々喧々囂々しながらてんぷらを食べていたら、

土地を持っていたらさあ、地下はどこまでその人のものなの?

と次男が聞く。

民法上は上空も地下もずっとその人のもののようですが、息子は地下は誰のものでもない、と思っていたらしい。

地下ならやりたい放題じゃないの? なんて。

でも、ずっと下までなら地球は丸いから錐形になりますね。


長男が

今の元素周期表は不完全だよね。あれは3Dじゃなきゃきちんと表せないよ。

と言う。

確かに中心に向かってスパイラル形のほうが元素の性質がわかりやすい。


心・意識の構造も円錐形です。



内田百閒が日本芸術院会員に推された時、それを断った理由が「イヤダカライヤダ」

陸軍士官学校・ 海軍機関学校のドイツ語教官で後に 法政大学教授、そして文章の達人が言うのと、僕ら凡人がそれを言うのとでは印象が違いますが、イヤダカライヤ、というのは人生で重要な問題にかかわります。


他人が一度こうだと思ったことを変えるのは難しい。自分の場合もそう。

タイガースが好き、ジャイアンツはキライ、と意識にすりこまれてしまうと、その気持ちを変えるのはとても困難。

でも、何かのきっかけで変わることがあります。きらいが好きになり、イヤダがイイになる。

逆に、絶対に変わらない、より強い気持ちになることもある。


修行はこの意識を消すことです。

こうだ、と思っていたことが、まあ、どうでもいいか、というようになれば修行の成果アリ。

ストレス緊張不自由から、リラックス安穏自由になる。


頑なな心を変えるには食事を変えるのが最も効果的です。食が変われば体と血液と脳が変わるから。

でも、食事を変えようと思う人、それを実行できる人は多くはない。

そういう時には言葉も有効。

丁寧に、優しい言葉を話す、聞くことで、心が変わる。

で、言葉もなかなか通じない時には体全体を使います。


僕が知っているのは密教のヨーガと呼吸法ですが、他にもいろいろあるでしょう。

ヨーガをご存じのかたは空腹時に清浄体操、丹田強化法、浄化呼吸法、連続合掌をして、

お腹を引っ込めてしばらく止息すれば心が解放されます。


円錐の頂点に僕らの五感があり、その下に意識、そのまた下に自我があります。

その自我より下(円錐形の底辺)にある個人的・集合的無意識を調える方法が上記。


これは心の病気のほかに、思い込み、錯覚、妄想を解くのにも役立ちます。
 
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[ 2012/07/25 13:51 | 米ぞうの家 ]



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