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万物の姿を観想する
僕は若い頃、

システムエンジニアをしていました。

担当していたのは、大型汎用機のOS。

コンピューターの中には、

ICとかLSIなどの基盤があり、その姿はマンダラに似ています。

コンピューターは、

入力装置 ⇒ CPU(論理演算、記憶(メモリ)、制御) ⇒ 出力装置

という構造で、

演算は基本的に、ANDとORとNOTです。


マンダラの中央は大日如来。

働きは記憶と制御

その周囲の四仏が、AND、OR、 NOTなどの仕事を分担しています。

さらに、

十六大菩薩や金剛界三十七尊が、四仏の役割を細分化しています。

マンダラ外周・外金剛部(等流法身)の諸尊が、

心の入出力を担当しています。


ところで、

僕は身体という姿があり、

名前という文字があり、言葉を話します。

衣体や持ち物などの象徴があり、

僕なりの仕事・役割があります。

これがマンダラの種類。

姿のマンダラ、声音文字のマンダラ、シンボルのマンダラ、働きのマンダラ。

どのような存在も、そのすべてを持っています。

それらが集まって、また大きなマンダラになっています。

世界の、万物の姿がマンダラであり

その表現に上の4種類がある、ということ。

ちなみに、

一切のマンダラの共通の儀軌である秘密経、という名の、

『グヒャサマージャ・タントラ』では、

マンダラとは、一切の衆会、あつまりの意味であり、

『大日経』では、「仏の菩提を円満したもの」。



パソコンの中にICチップ、LSIがたくさん集って動いているように、

宇宙の中に地球があり、地球の中に私があり、私の中に細胞がたくさんある。

マンダラは存在するもの、認識できるものすべてを動員して、

現世の、人生の、いのちの美しさと素晴らしさを説いています。



大日如来・CPUを、

お大師さんは心臓に、覚鑁さんは五臓に置いていますが、

例えば宇宙を観想してみましょう。

広い大きな宇宙、

その中に銀河系があり、太陽系があり、

またその中に地球があり、日本があり、自分がいる。
 
自分以外のものがたくさん集って世界がある。

その中心地が自分の心臓や五臓。

そこへ宇宙全体が収束する。

多が一になる。


そこから今度は、

自分の外側へ、地球へ、宇宙へ広がってゆく。

一が多になる。

自心が発展する。


図絵のマンダラには、

その様子が描かれています。


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[ 2019/06/09 10:39 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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