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夢を。
ETCレーンに入ったら

通信に異常があります。

と表示が出てバーが開かない。


バックしようとしたら


バックしないでくださーい

と係員が叫びながらやってきて、

カードが期限切れですね、どうしますか?


とりあえず通行券をもらって入場。

でも、通常の料金で走るのはバカバカしいから妻に電話。

新しいカードを届けてもらうことにして、路肩に車を止めて管理事務所へ。

高速道路はインターのブース付近でも歩いて横断してはいけないんですね。

また、係員に怒鳴られる。


事情を話して出場。

一般ブースを出る時も、

ちょっと待っててくださいね。

と言われて、何だか期限切れのカードを不正使用した犯人のような気持ちになる。


妻から新しいカードをもらって出発。宮城県東松島市東名地区へ。



震災津波復興イベントの会場一画に、永良尼と僕で祈りのコーナーを作る。


魚籃観音さんに今回のご本尊をお願いして、東日本大震災物故者供養のお位牌と並べておまつり。


写経スペースを作る。

般若心経では長いので、15分程度で書けるように、「懺悔文」、「五大願」、「十善戒」の写しと筆ペンを並べる。


お願い事を書く添え護摩という木とマジックペンも用意。


お守り供養のための小さな円空仏(遠江円空研究会作)、お守り袋(夢守り袋・永良尼作)もお持ち帰りいただけるように並べる。

お茶とお菓子もセッティング。


荘厳終えて永良尼と小さな声で読経。

会場ではコンサート、踊りなどが始まり、食べ物飲み物の屋台も開店。


津波で父ちゃんが死んだから、お線香上げさせてください。

など、次々とお参りに来る。

お写経する人も多い。みな、震災復興や、被災者供養の文字を添えて書いている。

僕らはお写経の説明やお土産を渡すだけで、布教はしない。そばで合掌するだけ。


小さな女の子が

早く友だちが戻ってくるように、

と願いごとを書く。


涙が出そうになる。

最近よく泣くんだ、僕は。


この辺も少しづつ人が戻ってきているけれど、地盤が沈下して満潮時には浸水するから、なかなか元通りになるのは難しい。


自分のことしか考えられない、という人も少なくない。

いいんですよ、僕だって自分のことしか考えていない。みんな自分のことを考えればいいんですよ。しあわせになるように。

それくらいしか言えない。


いくつものお話を聞いて、涙を我慢しながら合掌する。


生きていることはありがたい。夢を持つことは素晴らしい。

多くの人の夢が、希望と未来を作る。

そして、今の夢が直ちに未来になる。
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[ 2012/11/11 21:02 | 米ぞうの家 ]



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