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[ 2024/12/22 17:28 | ]
宇宙の外側、心の中心
台所にみそ汁の残りがあったので、

ネギを加えてラーメンを煮る。コショウは多め。
 
リンゴジュースと米酢に漬けた生姜と、

醤油に漬けたニンニクを添える。




それはさておき、


幼なじみのK君は元料理人、現在株のトレーダー。

足が速くてピアノが得意、ギャグは天才的。

心安い彼と飲んでいたら、

宇宙に果てがあるなんて信じられない、

その宇宙の外側はどうなっているんだ、

何も無いのか、何も無いなんてことがあるのか、

オマエはどう思うんだ、

と云う。


それはだな、

宇宙の果てのようなマクロの反対、ミクロの世界を考えてみると、

宇宙は何で出来ているかといえば元素であり、

それを分析すれば素粒子であり、

さらにクォークとかレプトンとかニュートリノとかいろいろあるみたいだけれど、

では最後に見つかる根源的なものは何からできているのか。

分からないだろうな。

それと同じように、

大きく広げて拡げていっても、その先は分からない。



うーん、

何だか坊さんにだまされているようだな。

オマエはそうして人をだましてお布施を巻き上げているのだな。


だましてはいない、

それに、お布施は巻き上げるものではない。



宇宙は心と同じ。心の源底が宇宙の中心になる。

それはどんどん拡がり、

拡がる限り宇宙(心)はあるのだけれど、

それが想像できないまでに広がれば、その時点で果てになる。

このように、

中心があるとすれば、外側もあることになるけれど、

中心が無ければ外側も無いかもしれない。


空間は陰性だから、

常に拡がる性質がある。だから宇宙も心もどんどん拡がる。

それを制御するのが陽性な時間なのだけれど、

もし、時間の制限を超えれば(陽性な力が無くなれば)

空間の果ては無くなるかもしれない。

知識が増えれば心が大きくなるように、

科学的知見が増えて証明されれば、宇宙はもっと大きくなる。


分からないことはわからず、知らないことは知らないのだけれど、

事実として、極微と宇宙は存在している。

それがどこからきたのか、

どこまで行くのか、

華厳思想では法界縁起、密教では六大縁起で説明するのだけれど、

時間的には、初めも終わりも無い不生不滅で、

空間的には、認識できるものすべての関係性で存在している、

と考える。

存在が真実である、と。



僕らは女湯に入れない。

これからも入ることは無い。

だから、

女湯がどのようになっているのか、

そのなかで何が行なわれているのかを知らない、分からない。

だとすれば、

僕らにとって女湯など無いものと同じである。

でも、

あるとすれば見てみたい、知りたい、

そういうことでは無いだろうな。



いずれにしても、

極小なものも、大きな宇宙も、

大日如来(悟り)の三昧耶形(シンボル)である。





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[ 2017/12/08 11:00 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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