| 蛋白質 | 脂質 | 炭水化物 | Ca | P | Na | K |
薄力粉 | 8.0 | 1.7 | 75.9 | 23 | 70 | 2 | 120 |
強力粉 | 11.7 | 1.8 | 71.6 | 20 | 75 | 2 | 80 |
全粒粉 | 12.8 | 2.9 | 68.2 | 26 | 310 | 2 | 330 |
可食部100g中の㎎(四訂食品成分表)
小麦粉の成分は上記になります。
成分からみると、ずいぶんと陰性ですが、
粉末であり、焼いて使うものはご飯やうどんに比べて、かなり陽性になります。
さらに、
比較的酸性なので、たくさんの野菜と一緒に食べるのがよろしい。
小麦粉の成分の多くはデンプンとグルテン。
つまり、
炭水化物とタンパク質
でんぷんには主成分としてアミロースとアミロペクチンが含まれています。
もち米は、ほぼアミロペクチン100%、
うるち米はアミロースが17~20%ぐらいで、残りがアミロペクチン(83~80%)
アミロースがあると、お餅のように伸びたりモチモチしないのですね。
小麦粉をこねて丸め、
それを水で洗うとデンプンが流れてグルテンの成分が残ります。これがお麩。
また、
デンプンを水に入れて混ぜると、底に白くたまります。
グルテンも水に溶けませんが、
塩分を添加すると強度が増します。
以上のことから、
グルテンはデンプンと比べると陰性であり、
それゆえに陽性な塩を引きつけます。
身体を陽性過多にする可能性があり、
塩気があると、おいしく感じる、ということです。
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[ 2016/11/17 11:40 | 米ぞうの家 ]