個人的な健康問題や人間関係から、
世界の政治経済安全保障に関するものまで、
すべての問題は腎臓と肝臓の好不調によって左右されています。
世界の政治経済安全保障に関するものまで、
すべての問題は腎臓と肝臓の好不調によって左右されています。
| 味 | 負担になるもの | 感情 | 識 | 根 |
肝臓 | 酸味 | 脂肪、薬物 | 忍耐・怒り | 阿頼耶識 | 眼 |
腎臓 | 鹹味 | タンパク質 | 勇気・怖れ | 五識 | 耳 |
この表は陰陽五行説と五輪九字明秘密釈から引いたもので、
内臓と関係するものの一覧です。
(詳しくは拙著『望診法講義録』『望診法テキスト 宇宙を診る』参照)
肝臓の滋養になるのは酸味ですが、過剰になると陰性過多になります。
肝臓は脂肪や薬物の過剰によって不調になり、
その結果忍耐力が無くなり、怒りに支配されやすくなり、
これが人間関係の悪化や、争いにつながります。
脂肪は大根、ネギ類、香辛料などの辛味で溶けます。
通常の食事では、
野菜の汁・スープがよろしい。
肝臓が不調になると、
目に不調が見られますが、肝臓を治せば目も正常になります。
心の根源的働きである阿頼耶識に、怒りの種子を植えつけますので、
物事を誤りなく正直に観る智慧が働きません。
瞑想修行によって阿頼耶識を自己と法界(宇宙)に見ることで、
肝臓は正常に働きます。
腎臓も同じようで、
タンパク質の過剰により勇気がなくなり、怖れが強くなります。
怖れが強いので、他を攻撃する。
タンパク質は酸味のある漬物や果物、調味料で溶けます。
腎臓は見る聞く嗅ぐ味わう触る
ことによる感覚を制御していますので、
腎臓が不調なら、それらの感覚が鈍くなります。
肝臓が解毒して、腎臓が排毒する
ことで心身が調いますので、
肝臓腎臓の不調は、あらゆるトラブルの原因になると考えられます。
内臓を調え、
冷静に心を観察思惟し、
怒りと怖れをなくすることで、
世界中のトラブル不幸を無くすことにつながるでしょう。
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[ 2016/11/19 07:14 | 米ぞうの家 ]