忍者ブログ


希望
仙台で一泊し、国連職員と思しき方々と朝食をともにして出発。

今日も永良尼と待ち合わせして、東松島市東名地区の慰霊碑で読経。




土地の埋め立てやカサ上げ工事が進んで、風景がずいぶんと変わりました。

とはいっても、広い空き地が続くのは変わらない。

居住は禁止されているけれど、漁業は解禁。

この辺りは 皇室ご献上の海苔、カキ、ホタテが名産。

地震で地盤が1メートル以上沈下して、雨が降ると浸水するけれど、
少しづつまた隆起してきているらしい。


宮戸地区へ移動して、この地区で一軒だけ残るキジマさんが建立した慰霊碑前で開眼と読経。



この地にかかわらず、被災地では今も自殺が多い。

その供養も拝む。


人は少なくなったけれど自然は豊富。

海水に浸った畑では、根菜は不作だけれど、お米や葉野菜は豊作。

海水路にちょっと網を仕掛けておけば、カニもヒラメのカレイも何でも捕れる。


朝採ったばかりのワカメをたくさんいただく。



鳴瀬川河口の長音寺で読経



ここの住職は津波で遷化された。




野蒜小学校体育館跡地で読経。



ここはみんなが避難した所に津波がきた、

という悲惨なところで、

水が引いた後、小学生が遺体を踏み越えながら避難した。

その時を想像するだに痛ましい。


JR仙石線は5月に全線開通。



この野蒜付近は海沿いから山側へ線路を移して、駅も高台へ。

お年寄りには遠い道となる。

エスカレーターなどを作る予定だけれど、その後の管理は、地元の残された年寄りたちでできるのか、などの問題もある。


食べ物も調度品も趣味の品も僧侶も、

質の良いものは高価で、そうでないものは安価。

でも、時には劣悪な品質なのに値段の高いものがある。

費用対効果が伴わない。

復興事業にもそういうものがあるような気がする。


帰路は全線開通した常磐道を通る。

帰宅困難地域の常磐富岡IC~浪江ICはさすがに線量も高い。

5μシーベルト/hくらい。


地元の人が使わない、使えないこのルートを開通させたことに何か意味があるのだろうか。

4年間何もしていない大地を車窓から見ると、不思議な気持ちになる。



帰宅して、いただいたワカメを調理。

湯通しして醤油で食べるのがうまい。

茎ワカメはお揚げと炊き合わせ。




メカブは叩いてとろろに。




すべての人が、勇気と自信を持って困難を克服し、

希望を持てる毎日になりますよう、心から祈念いたします。

人が生きるためにまずは空気や食べ物が必要ですが、その次に大切なのが希望です。


 


PR


[ 2015/03/16 18:45 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

コメントを投稿する






<< 煮物  |  ホーム  |  巡拝 >>