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[ 2024/04/27 12:25 | ]
座右
池波正太郎の書生をしていた佐藤隆介が



本物の夫婦か、そうでないか、どうやって判断するか。

簡単なことだ。


その日、メンチカツ一個でも、湯豆腐でも、おでんでも、ふたりで分け合って

「おいしいわね」

「うん、うまいナ」


とふたりで楽しく酒飯できれば、それが夫婦だ。



と書いています。(『食道楽の作法』新潮文庫)


そうなるには三十年くらいかかるらしい。



僕は恩師から



師弟であれ夫婦であれ、相手を理解するには時間がかかる。

仏法を理解する、信仰を自分のものにするにも時間がかかる。


十二年くらいはかかるものだ


と教わりました。



精進料理から教わったこともあります。




・ゆっくりと、もっとゆっくりと、作りましょう。

・食べている時は怒らない。携帯持たない。


・迷い・不安は落ち着くことと、道理を知ることで断ち切れる。

・心身の程度によって食を変えれば、必ず病は治る。


・決まったことなんてない。すべては臨機応変

・この料理を作るのはこれが最後かもしれない、と常に思っていれば、最高の料理ができる。


・何度も繰り返せば自信が持てる。自信があれば心が強くなる。心が強くなれば何があっても大丈夫。


・単純なことを淡々と繰り返していれば、いつか最高のものができる。

・・・・・・・・、





お大師さんから教わったこともたくさんあります。(『性霊集』ほかより)



・真実ははるか遠くではなく、心の中にある。

・さあ、始めよう、と思った瞬間に、目的地に到達できる。


・心のありかた次第で世間も世界も変わる。

・一番のよりどころになるのは自分の心


・宝石の知識があれば、ただの石ころなんて無い。

・みな自分のしたことによって世界を作っている。


・幸不幸を考えるのは迷っているからである。

・・・・・・・・、


さあ、今日も何かを作ろう。平安を祈ろう。



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[ 2013/06/13 11:27 | 米ぞうの家 ]



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