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弘法大師の治病法
食養では症状の陰陽を観察して料理します。

症状が陰性なら陽性の飲み物や料理を、陽性なら陰性のものを。

それでバランスを調えます。

陰陽の見かたは

当庵ホームページhttp://shintenan.hanagasumi.net/
・【内臓と心と食べ物の関係表】 ・【陰陽の見かた】をご覧ください。      


陰性な部位である頭には陰性なものが集まるので、陰性なものを陽性に料理して手当てをします。

そして、食べものと身体には特徴的な関係があります。


例えば

脳には炒り玄米

ハゲにはタケノコと昆布

喉には昆布

喘息など胸の症状にはレンコン

胃には唾液と塩気、場合によってはジャガイモ、納豆、えのき、梅干しを使う。

最もトラブルの原因となることが多い肝臓と腎臓には、酸味と辛味

神経痛には大根おろしと温めたごま油

心臓には大根おろしと梅醤、卵醤

高血圧には大豆昆布と玉ねぎ

低血圧にはひじきとごぼう

腸には葛

腰回りの臓器には時間をかけた海藻料理


このような材料を、症状の陰陽に合わせて料理します。



弘仁9(818)年、日本中に疫病が大流行し、時の嵯峨天皇は大いに悩みます。そして、お大師さんに相談。

お大師さんは、般若の智火によって衆生の業垢を清めましょう、と

天皇には般若心経の写経を勧め、お大師さんは般若心経秘鍵を講讃し、ご祈祷します。

そして、病苦に悩むものは全快し、疫病の流行は収まりました。


これを単なる伝説とするのは簡単ですが、

天皇の信力、お大師さんに対する国民の信頼、加持力に対する信仰などが、

これでキット治る

と国民を信じさせて、治癒力を高めたのではないかとも考えられます。


お大師さんは病人の加持祈祷を頼まれると、良薬を煎じた水を与え

さあ、これを飲んで一緒に拝みましょう。

あなたも治る努力をしてくださいね。

と言って、至心に拝みました。



『秘蔵宝鑰』(十四問答第十)には、

すべて身体の病気を治療するには必ず三つの方法によるべきである。

一には医者
二には方経
三には妙薬

病人もし医者を敬い、薬の処方を信じ、まごころから服餌せば、疾病はたちどころに治癒するけれども、

病人が医者を罵り、処方を信ぜず、妙薬を服さないとすれば、何によりてその病を除くことができようか。

如来が衆生の心病を癒したまうのもこれと同じである。


とあります。



仏教の食時作法では

正しく良薬を事とし、形苦を済わんととれ

と唱えます。


食とは良薬なのであり、身体をやしない、正しい健康を得るために頂きます。

ということ。


こういう姿勢は、病気にならない、病気を治す一助になるはずです。

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[ 2013/08/25 17:33 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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