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心の所在Ⅱ:仏教の心
仏教で「心」を表す言葉はふたつあります。


①hṛdaya「フリダヤ」

核心、精髄、心髄という意味で、『般若心経』の「心」はこれ。 

より具体的には心臓のこと。

心臓は、仏が住まう八葉の蓮華とし、

それを観じて仏心を開顕する

というのが仏教の瞑想法。

この心蓮が菩提心=悟りそのものになる。



②citta「チッタ」

知覚、思想、対象を知覚する働き

一般的な日本語の「心」 

「モノ」の対で、

対象を認識するところのすべての感覚・知覚あるいは統覚の働きをもつもの

ということ。


般若心経にある色受想行識(しきじゅそうぎょうしき)の、色以外の五つ。

 色受想行識は五蘊(ごうん)といって、『私』を構成する五つの塊。

それは、
 
色:お酒
受:あ、お酒がある、と思う。
想:飲みたいなあ 、思う。
行:飲んじゃう と実行する意志。
識:酔っ払う 、と認識する心の結果。


というような、いわゆる心。色のみがこの肉体、モノ。
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[ 2015/10/08 15:57 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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