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心の所在Ⅲ:心王と心所
心は心王(しんのう)と心所(しんじょ)に分けられます。

心王は五蘊(ごうん)のうちの識蘊のことで、心の統一的主体。

これには、

1、五識

眼・耳・鼻・舌・身(五根・ごこん)の五つの感覚器官が、

色・声・香・味・触(五境・ごきょう)という五つの対象

を認識すること。これは現在を認識します。


2、それらを、あれだこれだと認識する意識。これは過去も未来も認識して、予想推理錯覚妄想もします。

3、意識を生み出す自我。これは欺瞞、疑い、邪見、慢心、渇愛などを生みます。



心所は、心王が働きだす作用。

上記の眼・耳・鼻・舌・身体(触覚)で感じる心と自我を生み出す、阿頼耶識(あらやしき)のこと。

これは、

深層心理の藏のようなもので、人間存在の根本。

この蔵から見たり聞いたり嗅いだり味わったり触ったりしたモノが生まれ、

そのモノがまた、阿頼耶識の蔵に入ります。

これは固い、冷たい、美しい、コップである。

などと、DVDに録画されるようにしまわれ、何かのきっかけで再生されます。

迷いも悟りもここから生じます。




「心の所在Ⅱ:仏教の心」
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[ 2015/10/10 07:40 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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