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心の重要な問題 1
勝手口に積んである玉ねぎを見て、

これを丸かじりしたい、

と衝動的に思った。

ひとつ取り上げ、皮をむき、がりりと噛んだ。

泣きたいほど辛かった。

こういうことは、よくあることである。


嘘をつく、

という心の動きを考察してみると、

意識と自我と集合的無意識のつながりを発見できる。

これは、

嘘をつくことを正当化するのではない。

悪事を思う心を調べることと、

所詮、人間なんてそんなものよ、

などと、悪事を正当化することは違う。


 
仏教以外の教えを外道(げどう)と云う。

これは、

サンスクリット語のティールティカ(tīrthika)の訳語 

『大日経』や『十住心論』では、

心を10段階に分けている。

最初のみっつは、

1、性欲と食欲の、生存するための心
2、施しなどの倫理が生まれる心
3、真理に憧れ、神や哲学を追求する心

ここまでは自我がある。仏教以前の心。

これを外道と云う。

神や霊魂などが実在する(自我がある)と考えるのが外道で、

自我による思い込みが、

迷いの原因である。



田中先生は『菩提心論講和』のなかで、

他人を救うことより、自分の悟りを優先させる、

自分がもっと力をつけてから、慈悲の行いをする、

というのは外道かもしれない

と書いている。


無我を知ると、

自他の区別が無くなる。

そうすると、慈悲の存在が当然のこととなる。

だれもが本来清浄で無限の心徳をもっているのだから、

一切衆生を利益し安楽しようとするのは当然

ということだろうか。

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[ 2018/10/03 11:49 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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