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悟りの智慧
僕がお山にいた時の伝授阿闍梨様で、元高野山大学学長、元高野山法印さま 中川善教先生の『絶戯台随想』(高野山出版社)を読み返す。 

仏教では識を転じて智を得る、としています。

迷いの心を転じて悟りの心にする、ということ。 

識は迷いの心で、

眼・耳・鼻・舌・身の五識
意識
自我
阿頼耶識(あらゆるものを生み出す根本的な識)

と八つあります。 


これを悟りに変えるテクニックが仏教にあります。

それは、一切は空だと悟ること。 

空であると知れば(固定した実体ではないのだから)、

欲の浅はかさに顔が赤らむ。

この世の決まりを破らぬ心構えが十分になる。 


心の赴くままに進んで約束事を破らず、他人に迷惑をかけず、常に心豊かになる。
 

そして、

知識におぼれることのない人間に完成したところを、仏の智慧を得た、という。

これがさとりである。 



要は、
 

とらわれない、かたよらない、こだわらない 

今のその心に住してはいけない 

何かと比べないで、それらを抱合してまえばいい。 

なにがあっても、それだけのこと  

すぐに変化してしまうのだから。




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[ 2014/10/02 16:13 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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