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[ 2024/04/26 21:14 | ]
春寸景

春でございます。


鼻には二つの穴がありますが、ここは心臓、二つの小鼻は肺と卵巣・精巣の状態が現われます。


左右の鼻の穴から同じように息を出し入れするように、ゆっくり丁寧に呼吸して拝むのが春。

難しい時は、片方の穴を指で閉じて交互に呼吸します。

すると肺が調う。

肺が調えば悲しみが減り、幸福と安心感が得られます。

祈りも明るいものになる。

春は希望の祈りを。


 


平成2年春の今頃。

僕はインドにいたのですが、カレー以外のものを食べたくてホテルのレストランに入り、メニューの中に


「spring roll」


を見つけました。


春先の芽が出た柔らかい野菜を包んだのが春巻き。

その中に、春の静かな雨のような春雨を入れるのは日本人の発想、日本の料理。


今なら


炊いた炒り玄米(抗がん作用)


春雨(歯触りがいい)


ネギ(脂肪や陽性毒を溶かす)

春キャベツ(肝臓を掃除する)

干ししいたけ(内臓脂肪を溶かす)

醤油(春は塩ではいけない)

コショウ


で春巻き。


春は苦味


その陰性で冬の間にたまった陽性毒を溶かします。そうすれば夏も秋も安心


今旬の青菜をできるだけたくさん食べればいい。


春の冷えの多くは陽性過多です。血が濃すぎる、血管が締まりすぎる、という陽性。

だから、陰性な野菜と酸っぱい果汁で陽性を溶かしてます。

さらに、運動して発汗すれば脱塩するので改善します。その時に塩気を入れすぎないこと。



春は冬からの排毒で肝臓が疲れるので、イライラすることがあり、けがもしやすい。

出血した時はごま塩(黒)を頓服して、その陽性で止血します。

ごま塩の作りかたはこちら
https://www.youtube.com/watch?v=QzWC3qqLkf8



青菜は鉄分もカルシウムも豊富ですが、油炒め、お揚げと煮びたし、糠漬けなど、油と一緒に摂るとお通じにもよろしい。



春の野菜を見ると、いろいろ思いつきます。


•ブロッコリー 塩蒸ししてパスタと。茎は皮をむいてスライスし、ソテーする。

•カリフラワー 塩蒸しして、玄米ドレッシングで和える。

•レタス そのままバリバリ食べるのも良いけれど、豆腐と厚揚げの鍋に入れるのもいい。

•小松菜 えごまを炒ってから荒くすり、醤油と混ぜて、塩ゆでしたものを和える。

•にら 炒り玄米と餃子や春巻きに。刻んで醤油に漬け、熱いご飯に載せるのもいい。

•みつば たくさんゆでて醤油をかけて。
    海苔を揉んで磯和えにするのもいい。

•うど 皮をむいてスライスし、酢で洗うだけ。味噌や練ごまが合う。

•おかひじき ごま油で炒め、醤油で少し焦がす。

•新キャベツ 塩もみしてバリバリ食べるのもいいし、味噌で炒めるのもいい。味噌汁に入れる時は油揚げと一緒に大きく切るのがいい。

•春ごぼう 皮をむかない、あく抜きしないで、炊飯器の下にゴボウを入れ、その上にお米を載せ      て炊く。薄口しょうゆで淡く味付けするのがいい。
     サッと素揚げしてから葛湯で煮るのもいい。

•たけのこ 皮のまま唐辛子だけで下ゆでするか、オーブン200度で焦げるまで焼く。
     冷めてからそのまま炊いてもいいけれど、毛髪に問題がある時や、陰性過多の時は
     昆布ときんぴらにする。それを混ぜご飯にするとうまい。


•菜の花 塩で一夜漬けが一番だけれど、辛子和えもいい。これをたくさん食べると、
    排毒が一気に進む。


•ふき 塩ゆでしてから皮をむき、薄味の昆布出汁に浸して味をつける。上品で美しい。
   シイタケ出汁で濃いめの味で炊いたがんもどきとよく合う。

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[ 2014/04/01 12:53 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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