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玄米と肉
石塚左玄は『食物養生法』のなかで、

昆布は卵と同じ作用がある

と書いていますが、『五訂日本食品標準成分表』によると、100gあたりの成分㎎はNa、K、Ca、Pの順に、

昆布  ⇒4300、8200、940、300 

鶏卵・生⇒140、130、51、180


陰陽では植物性食品はカリウムの多少で、動物性食品はナトリウムの多少で陰陽を比べます。

また、カルシウムとリンの割合で、カルシウムの多いものが所謂アルカリ食品、リンが多いものを酸性食品と考えます。


卵は陰性なカリウムと陽性なナトリウムがほぼ同じ割合なので、食品の中ではとても陽性なものです。

昆布のほうがカリウムが多く陰性ですが、陽性なナトリウムもかなり多く含まれています。

このあたりから、石塚左玄が言うような陰陽両方の影響があると考えられます。

ただし、カルシウムとリンの比率を見れば、昆布はアルカリ食品ですが、卵は強い酸性食品と言えます。

昆布は繊維が多く脂肪が少ないので排毒に効果があり、卵はその反対である、という事も言えます。



さて、玄米と肉を比べてみると、

同じくNa、 K、Ca、Pの順で、

玄米   ⇒1、230、9、290
白米   ⇒1、88、 5 、94

牛・ひき肉⇒49、310、4、170
豚・ひき肉⇒58、310、6、170
鮪・赤身⇒⇒49、380、5、270

となっています。

単純に玄米と肉魚のどちらが陰性か陽性かを言うのは難しく、料理法によってずいぶん変わります。

白米はカリウムとリンの量が少ないので、玄米の表皮(陰性な部分)にこれらの陰性な元素が含まれていると考えられますが、陰陽の理論からみると、陰性な部分には陽性な元素も多くあるはずです。

表からは、玄米も肉魚も強い酸性食品と言えます。

また、牛も豚もひき肉状態ではナトリウムとカリウムの比が1対6くらいです。もちろん、生きている身体では違うでしょう。

牛豚と同じく、哺乳類である人も陰陽は5~7対1くらいでバランスをとっている、と食養では言われています。

ですから、玄米に圧力をかけて陽性にし、ゴマ塩、タクアン、キンピラなどの陽性でアルカリのおかずを添えればバランスが取れると考えられますが、果たしてそうでしょうか。

陽性になりすぎないでしょうか。

酸性体質は避けられるのでしょうか。

二本足で歩き、大脳を持つ、という点から、人間は強い陰性を必要とします。

四本足で、大脳を人間らしく使わない場合とは、陰陽の比率が違うかもしれません。

植物と動物を比べると、動物のほうが陽性。

動物の中でも人間は陰性。だから、陽性な火を必要とします。

陰陽は結びつき、陽性と陽性は反発します。

さて、どうでしょうか。
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[ 2013/01/25 14:13 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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