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祈祷
あさイチで観たことに感心する人や、ためしてガッテンで観た内容を信奉する人が、僕にいろいろと教えてくれる。

あの料理はこうするとおいしくなるのよ

これは身体にいいのよ

なんて。 

日本で一番信者数が多いのがテレビ教でしょうね。

何かを増殖しているのですね。

そのテレビで放映される政見放送、

ちょっとね、アレですね。


それはさておき、


新年のご祈祷申込みをお受けしておりますが、平安な毎日となるよう祈念しております。


ご祈祷ご祈願というのは、

仏と我がひとつであって、

その仏と我は自分の身体の中にあり、かつ宇宙に遍満してあらゆるところにある。

という原則のもとで行われます。


さらに、

例えばお薬師さんは衆生の病気を治す、
 
という誓願を立てられました。

そこで、病気を治したい、という人が祈願する。

そのふたつが溶けあうことを加持と言います。

仏そのものである宇宙や自然、周囲の人や何もかもが直接私に話しかける、

ということも加持と言います。

だから、お願い事をする時は、

こちらが拝むけれどもあなたも威儀を正して生活しましょう。

そうすれば自然の法則のようなものがあなたを加持するでしょう

ということ。
 

密教の願いには「世間的なもの」と「心を救うもの」のふたつがあり、それらは同時に加持されるものです。


『七倶抵仏母所説准提陀羅尼経』や『瑜伽軌』などに、加持祈祷の四種が説かれていますが、

1、当病平癒や厄除けのような世間的な願いは、心中の煩悩や迷いを除く祈りへとつながります。

2、商売繁盛や立身出世、合格祈願、富貴自在のような現世の願いは、他人の幸福と智慧の増大を願う心にもなります。

3、嫌いなもの、不都合なものを退治したいという願いは、根本的な心の迷い悩み不安を退治することになります。

4、他人から愛されたい、評価されたいという願いは、それが叶えば、慈悲の心を育てる契機になります。

こうして、現世利益と悟りの両方が叶う。 


病気や貧乏が苦しくて願う時、それは速効性を期待します。

その時に、心の解放や悟りの必要性を感じることは無いかもしれません。

そして、その完成には時間がかかります。


でも、

拝むことで自分が思っていることの解釈が豊かに幅広くなり、
 
他を思い、独りよがりではなくなり、苦しみは心が生み出していると気がつけば、
 
利益は長持ちし増大します。


 

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[ 2014/12/13 07:44 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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