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胡桃豆腐
クルミが身体のナントカに良い

と聞いた母がたくさん買ってきたので胡桃豆腐を作る。


以前、「胡桃」という文字が好きなの

と言って、その名前のカフェを始めたご夫人がいたことを思い出しながら、クルミをすり鉢でする。

油が出るまですったら、

吉野葛
その6倍の水
すったクルミ

を鍋に入れて火にかけ、木べらで練る。

手が熱くても、ぼこぼこ噴火口のようになっても、練るのを止めてはいけない。

休んだら焦げるから。

きれいなツヤが出て、かさが減ってくる。

それでも練る。

飽きたら火からおろし、粗熱を取るように、また練る。

充分に濡らした容器に移し入れ、表面に水を打つ。
 
ある程度冷めたら冷蔵庫でひやす。




切り分ける時は包丁も器も手も濡らしながら。


葛はナトリウムとカリウムがほぼ同量(110gあたり2.2㎎)なので中庸な食品といえます。

その他、鉄分が多いですが、これは比較的陰性な元素。ですから、陽性なものと結びつきやすい。

あれだけ蔓を伸ばし葉も大きいので、陰性な成分が多いのは当たり前ですね。

カルシウムがリンより多いので、身体をアルカリ体質にするタイプの食べ物です。



葉が大きいと言えばごぼう。

牛蒡も陰性と陽性両方の力がありますが、それぞれがとても大きく強い。
 

梅雨時にお腹が冷えたら味噌やおこげの料理がいちばんですが、野菜ならごぼうの料理がいい。

ごぼうは 、

ナトリウム  18㎎(100gあたり)
カリウム  320㎎

で、そのもの自体はずいぶん陰性。

陽性なマグネシウムが54㎎と比較的多い。


根の様子がとても陽性で、葉は他の野菜よりかなり大きく、だからとても陰性。

かように牛蒡は陰陽両方の性質が大きいので、料理によって陰性にも陽性にもなります。

 
これは繊切りごぼうを少しのごま油で、気長に炒めたチップ。

カリカリに仕上げます。陽性な料理。



これで酒をやってもいいし、ご飯に載せて茶をかけてもいい。



母が揚げ出し豆腐を作って油が余ったので、大きいシメジを炒めてレモンを絞る。





こういう料理をおいしく作るには、ちょっとしたコツがあります。


肉魚が嫌いでも構わないけれど、野菜が嫌いなら精進料理は作れない。

好き嫌いがあると、それになりきることができないから。

と梶浦逸外老師がどこかに書いていたけれど、

台所に立っているときは、材料や料理になりきるとうまくなります。葛に、牛蒡になる。


いやいや台所だけではなく、朝はカッコウの声が聞こえるので、それを聞いてカッコウになりきる。

もうすぐセミが鳴きだします。うるさいくらいに。

そうしたらセミになる。

激しい雨音が聞こえたら、雨になる。

心のトレーニングにとてもよろしい。


相手の立場になりきる、というとても難しいことができる人に、僕は憧れています。








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[ 2014/07/07 07:24 | Comments(1) | 米ぞうの家 ]
1. posted by 櫻田らん  2014/07/08 09:19
相手の気持ちになる事ができる人がたくさいれば平和なんでしょうね。何よりも想像できた本人が楽に生きられる。想像力は前頭葉が働いてると聞きました。幼児期に前頭葉をしっかり使えるような環境を整えてあげるのも良いんでしょうね~。

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