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Be Kind To All Life
『Shingon Esoteric Buddhism: A Handbook for Followers』(1997)

をパラパラめくっていたら、

Be Kind To All Life

という言葉があった。

どういう意味なのかと思って読んでみると、

高野山のスローガン「生かせ いのち」の英訳なんですね。

みんながしあわせに

ということですが、

その根底には、

総ての存在はすばらしい、尊い価値を持っている、

という、お大師さんの思想があります。

どんな石ころでも雑草でも、

その中には宝石の原石や薬草の成分があるように、

貴重で素敵なもの。


 
総ての人は仏のように素晴らしいけれど、

いろいろ事情があって、または迷っていて、

困ったことになっているようなこともある。

迷っている苦しんでいるのは執著があるから。

でも、本来は清らかで美しい。

そして、

精神的にも社会的にも平等平等である。


そういう気持ちがあれば、

生かせ いのち になる。



当山本尊十一面観音には11のお顔がありますが、

慈悲深い、優しさと思いやりに満ちた顔

ちょっと道を外れると叱ってくれる顔

がんばれば応援してくれる顔

悪戯やウソをつけば、

コラコラと注意修正してくれる顔

それらの顔を持てるバックグラウンドには、

常に真如を追求する姿勢がある。



いろんな顔で僕らを見守り包む。

それぞれが慈悲のカタチで、

それも「生かせ いのち」


上記本には、お大師さんの言葉がいろいろと英訳されて、

それがとても美しい。

生かせ いのち

を象徴するお大師さんの言葉は『性霊集』にある、

When the sky no longer exists,

when all living beings have reached enlightenment, and

when Nirvâņa is expended,

only then shall my vow be completed,

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[ 2018/07/19 11:05 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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