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道草 上野から浅草編
池之端しのぶ亭で好楽師匠の落語を聴きたいねえ。

妻とそう話していたのだけれど、なかなか高座が入らない。

じゃあ、上野から浅草まで歩いて、蕎麦でも食おうか、

と出かける。


上野駅入谷口を出ると、目の前には岩倉高校。

子どもの頃、憧れていた鉄道高校。

岩倉の名は、あの岩倉具視。


親友Mは、

中学卒業後、岩倉に入って栃木から毎日通い、

今はJRの立派な運転手。

うらやましい人生を送っている。


あのころ、

学校帰りには毎日のようにMの家に寄り、

野球をしたり、鉄道の話をして過ごし、

暗くなるとMのおかあさんが

夕飯、食べていきな

と作ってくれた。麺類が多かったように覚えている。

昔は誰でも、

ちょっと遅くなると、友達の家で夕飯に呼ばれた。


その御母堂も数年前に亡くなり、

僕が導師を勤めた。



少し歩くと、昭和通りの向こうに東京の地下鉄で唯一の踏切がある。

銀座線の上野検車区内にあるもので、

運が良ければ、踏切を通過する黄色い電車と出会える。


バイク屋が多い昭和通りを北へ歩き、

言問通りとの交叉点近くにあるのが、恐れ入谷の鬼子母神。

鬼子母神は密教の訶梨帝母であり、

仏法守護神の一体。

有名な割には、小さな町の寺であり、法事が行われていた。


古いビルや看板が残る言問通りを浅草方面へ歩き、

かっぱ橋道具街の通りを右折して左にあるのが台東区中央図書館。


この中に、
 
池波正太郎記念文庫がある。

池波の挿絵を見て心満ち足り、

道具街を冷やかしながら浅草へ向かう。

人がだんだん多くなる。


一軒のそば屋へ入り、

熱燗ともり蕎麦。

客は多かったけれど、

うまくもまずくもない。


浅草「すし屋通り」にある入山煎餅へ寄る。

職人が一枚一枚丁寧に炭火で焼いているのを、

2枚だけちょうだい、

と言えば、焼きたてを紙にくるんで渡してくれる。

1枚130円。

東京らしい、歯が欠けそうな硬い煎餅。

こういうものなら、東京でもうまいものがある。


「まるごとにっぽん」で買い物をして、粟まんじゅうを食べ、

さて、

東洋館か演芸ホールへ入ろうか、と迷ってからやめる。

浅草寺横を通り、屋台で盛り上がっている通りを抜けて言問橋へ。

押上から電車に乗るつもりなので、

スカイツリーを目指して歩けば良い。


言問橋西交差点角にあるのが、八百屋「九州野菜せごどん都城」

レモン、きんかんを買う 。

九州のキンカンはうまい。


スカイツリー駅周辺も人が大勢いて、空気がもわもわしていた。

押上から京成電車に乗り帰宅。

携帯を見たら、

歩行距離18000歩

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[ 2018/02/26 16:43 | Comments(0) | 道草 ]

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