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[ 2024/03/28 18:22 | ]
道草 飯田編
長野県飯田市は、

南信と呼ばれる長野県南部に位置し、

長野市、松本市、上田市に次ぐ県内第4位の人口がある。

経済的文化的には愛知県に近く、

中日新聞が流通し、

ドラゴンズファンの匂いがする。


中心部は天竜川沿いに位置し、

古くは河川運輸が盛んで、

リンゴや市田柿の産地であり、

昔は養蚕が盛んだった。

人形劇の街としても知られ、「南信州の小京都」とも呼ばれる。


その飯田の見所といえば、

郵便差出箱1号、通称「丸ポスト」ですね。


飯田市街地は、碁盤の目のように道がある。

飯田駅から中央通りを下り、

中央交叉点を左折、商店街を通り伝馬町のポスト。




中央通りに戻り、2・3丁目を右折して南西に進み、

本町2・3丁目交叉点「いとうや」前のポスト。



通り町を南東へ歩き

人形美術館を過ぎたら右折。

動物園がある水の手通りへ出たら、

静態保存D51の北側小道を降りると低い町へ出る。

道なりに曲がって下り、愛宕町・加藤酒店前のポスト。

 


飯田市の南端、立石という美しい山村に立石寺があります。

柿の観音 、加喜の観音と呼ばれる、

藤原時代の十一面観音や薬師如来をおまつりしています。



これから法務のために向かいます。

みなさまも、

どうぞ、お参りください。

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[ 2018/04/26 10:48 | Comments(0) | 道草 ]
道草 聖心女子大学編
暑い日に塩気の強いものを食べた上、

発汗して排毒しないと、

身体が硬直して、より暑くなり、肩も凝る。

そんな時、

力強くグーを握ったまま、人差し指と親指のみ開放すれば楽になります。


それはさておき、

首都高2号目黒線を天現寺で降り、明治通りへ出て広尾一丁目を右折。

日赤の手前に聖心女子大学の正門がある。

大きな寺社のような旧 久邇宮邸の正門を抜け、

守衛所で入校許可証を提示。

たいていの大学はだれでもキャンパスへ入れるけれど、車は要許可が多い。

参道のような桜並木を進むと、左手に旧久邇宮邸御常御殿。

登録有形文化財で菊の御紋が輝いている。

学内には古い建物と新しいビルが共存している。

何といっても、緑が多い。都心なのに森の中にあるみたい。

木漏れ日が美しく、風が涼しい。

駐車場に止めて、荷物を整理していたら、何ヶ所も蚊に刺された。 


最近は文化祭のほかに、

公開講座やシンポジウムで、誰でも参加できる大学イベントがあり、

学生食堂なども一般利用できるところが多い。

大学は学府であり智の場所であるから、図書館が充実している。

これも学外者利用可能な学校がほとんどである。


今回は、

オーケストラクラブのコンサート、僕は写真係りのスタッフ。

場所は聖堂。

キリスト教の学校なので修道院がいくつもあり 、

うろうろしていたら、黒い聖衣で盲目の信者さんに道を訪ねられた。

もちろん、分からない。

聖堂は大きく美しい。



学内には聖書由来の絵がたくさん掲げられ、

お祈りや洗礼の情報版もある。

坐禅会のお知らせもあった。


コンサートが始まり、
 
ベートヴェンの序曲コリオラン

モーツァルトのディベルティメント、

交響曲35番ハフナー

女子学生らしい華やかで明るい演奏だった。 

丁寧でよく教育され、しっかりとした学生に接して、心晴れやかになる。


校内はカエデの新緑がまぶしい、秋にはさぞきれいなことだろう。







[ 2018/07/02 08:51 | Comments(0) | 道草 ]
道草 亀戸辺り編
人生は旅である、

などという文章を見たことがあるような無いような。
 
お大師さんは、

「迷いの世の人々は

 あたかも宿屋における客の如くである

 しかも、その人々の一心こそ、

 仏の本心にして本来の住居である」

と『秘鍵』で云っている。

人生は旅、ということになるだろうか。


ちなみに、一心とは、

自分のことしか見ない心ではなく、

すべての人の楽しみも苦しみも、宇宙全体を観る心。


それはさておき、

いつもと違う道を曲がれば、それが旅の始まり。
 
普段は東武伊勢崎線が乗り入れる半蔵門線で錦糸町まで行き、

JR総武線に乗り換えるのだけれど、

過日は曳舟で降り、東武亀戸線に乗り換える。



全線3.4キロ、途中駅みっつの短い路線。

日中でも10分ヘッドで走るのはやはり都会である。


途中の東あずまで下車。

「東あずま」は東の東ではなく、東の吾嬬町(あづまちょう)



赤いのも黄色いのも、

東武のリバイバルカラー塗装。他に深緑色がある。


終点亀戸でJR総武線に乗り換え、いつもの道程へ戻る。




別の日、

亀戸駅から明治通りを新木場方面へ歩く。

小名木川橋で待っていれば、

やってきたのはEast-i-D



信号、通信、軌道などを測定する検測車、ドクターイエローの仲間。

ここは越中島支線という貨物線で、

通常は越中島貨物駅へレール輸送の貨物列車が走る、非電化(ディーゼル機関車)路線。



線路沿いの一部には、南砂線路公園があり、
 
一日3往復の貨物列車が見られます、

と看板にある。 


今回のこの列車、

新小岩発12:21→越中島貨物駅着12:29で、
 
帰りは13:42発と思っていたのに、すぐに折り返してきた。



この締川踏切に戻ってきたのは13:03 

鉄道ダイヤ情報に載っている時刻とも違う。どうなっているのだろうか。

何かミステリーに使えるかな。



仕事帰りの僧形で、荷物も多く、重ね着しているからとても暑い。

歩く元気がなくなったので、都バスに乗って東陽町駅へ。

そこから地下鉄で帰る。


今年の夏は暑いのに、

キレイな青空と入道雲を見ない。

夕立が懐かしい。







[ 2018/07/26 14:52 | Comments(0) | 道草 ]
道草 新金線編
ひと月ほど前の猛暑日、

蔵書の多い市川中央図書館へ行く。

図書館は涼しい、快適である。

その帰路、

小岩駅近くの新金線・新中川鉄橋へ寄る。

鉄橋脇のコインパーキングに車を停め、橋を渡って堤防を歩く。

この暑い日中に、中学生からおじいさんまで、

10人ほどがカメラを抱えて列車を待っている。



暑いねえ、

と、人が来るたびにあいさつする。

言っても言わなくても気温は変わらない。
 
河原では、

バトミントンの羽根をゴルフクラブで打つスポーツをしている。なかなか楽しそう。

時折、川面からの風が吹いて気持ちがいい。



この新金線は、

総武線の小岩と常磐線金町を結ぶ貨物線で、

マニアには名高い。



東京圏は南北を結ぶ鉄道網が発達していないから、貴重な線である。

LRTなどの旅客化も噂されているけれど、どうなのだろうか。

貨物線は、乗れない線だから憧れがある。

乗って走ってみたい、どんな景色が見られるのだろうか。



[ 2018/08/23 09:22 | Comments(0) | 道草 ]
浅草の落書き

暑い日が続いているから、ちょっと辛めに煮つけましょう、

湿気が多いから、気持ちだけ酸味をきかせよう、

などという暮らしの智恵があるかどうかで、

身辺は変わるのだろうな、と歩きながら思う。


妻が買い物をしている間、

僕は落書きを収集。













[ 2018/08/28 06:51 | Comments(0) | 道草 ]
恵比寿の落書き
もう半年以上前のこと、

家族と待ち合わせまで1時間の余裕。

となれば、

やはり落書き収集ですね。

恵比寿の町も、縦横に歩けば、たくさん見つかる。

















人はなぜ、落書きをするのだろうか。

僕はなぜ、それを集めるのだろうか。


[ 2018/08/29 07:35 | Comments(0) | 道草 ]
道草 上野東京ライン編
お盆過ぎの猛暑のある日、

朝の用事を済ませ、

百鬼園先生のひそみにならって

何も用事は無いけれど電車に乗ろう、

と思い駅へ向かった。

ちょうど、夏休み期間で関東近郊一日乗り放題の「休日おでかけパス」が発売されている。

関東地方いろいろなところへ行けるけれど、さてどうしようか。

小金井7:57発 熱海行き各駅停車に乗る。

このまま乗り続けて、おでかけパスが有効な小田原まで行くことにする。

小田原まで172キロ、3時間、ただ乗っているだけ。

この区間を普通にキップを買えば、往復で6048円。

でも、このパスなら乗り放題途中下車し放題で2670円。

3378円もお得である。 


なんといっても車窓は川がいい。

鉄橋を渡るのはことのほか楽しい。

栃木県を脱出するときには、大きな利根川を渡る。

栗橋・東鷲宮間の中川

蓮田駅手前の元荒川

埼玉から東京へは広い荒川と荒川用水を渡る。

多摩川(六郷川)を渡れば神奈川県。

ここからも、

鶴見川

相模川

花水川

小田原の手前で酒匂川を渡る。

列車では、車両のどちら側の席に坐るかが問題である。

山、海が見える側か、

すれ違い列車を確認する側か。

この日は、進行方向の左側、海の見える席。

横浜を過ぎれば、

平塚の手前から海が見え始める。

小田原着後、

伊豆箱根鉄道大雄山線を往復。これも、ただ乗るだけ。



小田原に戻り、

再び、ただ乗るだけで戻る。

帰りは進行方向右側に坐り、

すれ違い列車を確認しながら帰宅。

 時間の過ごし方としては、極めて贅沢で、気分転換によろしい。

ただし、

猛暑の夏だったのに、すっかり身体が冷えた。





[ 2018/09/15 19:21 | Comments(0) | 道草 ]
道草 柳橋 編
風邪薬を買いに東日本橋へ。

国道14号で両国橋を渡ればすぐそこなのだけれど、

ちょっと時間があったので車を停め、

以前から行きたかった柳橋へ歩く。



両国橋のすぐ北側で、西から流れてくる神田川が隅田川と合流する。




その近く、神田川河口最下流の橋が柳橋。


なぜ行きたかったかと云えば

落語で馴染みになったから。特に『船徳』。


男の遊びと云えば、飲む打つ買う。

中でも、吉原でご婦人と遊ぶには、

柳橋から舟に乗って行くのが粋なのである。



両国橋西交叉点から北へ歩けばすぐに柳橋。

詰めに船宿と佃煮屋がある。

 

西を見れば、

川面に屋形船がたくさんもやっている。

近くには、そばや、すし屋、料亭があり、花柳界の名残りを感じる。


川沿いの道を歩けば、

すぐに浅草橋。ここは江戸通り国道6号線が渡っている。


浅草橋から柳橋を観る。


この周辺は問屋街があり、

ゆっくり歩くと、とても楽しい。


[ 2018/11/07 15:53 | Comments(0) | 道草 ]
道草 野木・間々田編

鉄道に乗る時、

最近では、SUICAなどのICカードを使うのが主流。

けれども、

新幹線などの特急券や、お得なキップを買う時に利用するのが自動券売機。

その券売機にも種類があり、新しい機種は機能が多く省エネタイプ。

なので、

多くの駅では、古いものから新型へ変わりつつあります。


券売機で発売されるキップに、印字する方式は二種類あり,


古いタイプは熱転写方式、新しいものは感熱方式。


これはMV35という熱転写方式の自動券売機


この古いタイプの自動券売機が、

我が家の最寄駅から、上り電車に乗って、それぞれ二つ目と三つ目、

間々田駅と野木駅にあります。

先日、行ってきました。

東北線上り各駅停車に乗り、野木で下車。

目的の券売機で、間々田までのキップを買い、

自動改札を通り、下り電車に乗る。

隣の間々田で降り、

有人改札で無効印とパンチを押してもらい、キップを手元に残す。

駅員さんが、ちょっと首をかしげる。

記念切符でも特別なものでもないからな。


また隣の小山までのキップを買い、

自動改札を通って、下り電車へ。

小山で下車して、また有人改札。

熱転写方式は印字が黒くて濃く、字体がはっきりして美しい。

印鑑のノリも良く、劣化しにくいので保存も効く。





間々田駅の跨線橋には、

これも今や少なくなった白ポスト。


間々田駅は栃木県小山市、

伝統工芸の間々田組紐と、

ビーチボールの産地。

野木駅は栃木県下都賀郡野木町、

渡良瀬遊水地の入り口。

どちらも関東平野北辺の住宅地で、見た目の特徴は無いけれど、

隣の駅まで「ひと駅の旅」も結構楽しい。

気分転換には、とてもよろしい。


[ 2018/12/16 11:22 | Comments(0) | 道草 ]



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