かゆいの?
これ、塗れば。ステロイドだから効くよ。
と母が言う。
まあ、効きますよね。
数日前に高校生のお母さんから、もうちょっと前に乳児のお母さんから、アトピーの相談があって、ステロイドのお話をしていたこともあり、いろいろ雑感があります。
外用のステロイドについてです。
タンパク質を処理する腎臓の機能が低下したり、摂取するタンパク質の量が多すぎて処理能力を越えた場合、
おしっこで排泄できないタンパク質が皮膚から排毒されるのが、アトピーなどの皮膚症状
というのが食養の考えかたです。
で、
その症状が赤く乾いて陽性なら、陰性の手当てと陰性な食事をし、
冷たく湿っていれば、陽性な手当てと食事をする
というのが食養手当て法。
そこに薬を使うかどうかは、あまり関係ない。
薬は比較的陰性なので、もしその影響が出るなら陽性な手当てと食事にすれば良いだけです。
ただし、塩の陽性では排毒できないでしょう。
皮膚の外用薬ではステロイドがポピュラーですが、それがどういうものかを知れば、使う時に役に立ちます。
でも、玄米がどういうものかを知らないで食べ過ぎ、その結果、陽性過多で酸性体質になるような人も多いですし、
テレビや噂話での食べ物の効果を信じるだけの風潮が多い世の中ですから、
ステロイドとは何か、を知る人も少ないのでしょうね。
さて、
外用薬は内服薬に比べて効果が限定的ですから、ステロイドを外用するより、おかしなものを食べているほうがトラブルの原因につながると考えています。
基本的には量の問題。
量が多ければ危険な可能性があり、少なければ問題ない。
これはあらゆることに当てはまります。
また、薬はその薬効以外に、
精神的安心感や、本人家族の負担軽減効果が大きい。
食事療法は、
それをだれかが作らなければならないですし、その料理のスキルが無ければできませんから、
誰でもいつでもどこでも
というわけにはいかない。
でも、薬なら、お医者さんの処方に従えばいつでもどこでも使えます。
また、お医者さんの薬なら保険がきくので安価ですが、
食事療法はそれを習得するのにずいぶんとお金と時間がかかります。
ですから、食べ物で治すのと、薬で治すのは、どちらが良いかという比較はできない。
違うレベルの話で、状況によって選択するのがいいでしょう。
外用薬のステロイドは抗炎症作用と免疫抑制作用がありますが、それは陰性な効果と言えます。
陰性なので、皮膚を柔らかくし、熱や痛みの陽性症状を抑え、毛細血管を拡張させる、
ですから、同じように陰性な食材を利用できれば、ステロイドと同じ効果が期待できます。
ステロイドは僕らの体内、副腎皮質で作られています。
このホルモンは多くの炎症反応を抑制し、体の免疫バランスを保つように働いてくれます。
そのステロイドを人工的に作ったのがステロイド薬ですが、
身体の中で作られてものと、薬のステロイドの何が違うかを答えられる人は少ないでしょう。
自然界からの放射線と原発由来の放射線も同じ元素なのに、何が違うかを説明できる人はほとんどいなくて、
違うに決まっている、違うからよろしくないものだ
と、妄想しているだけのように感じます。
低線量被ばくも同じ、量の問題。
人口か自然か、は問題ではなく、量の問題です。
体内では、身体が適切な量を分泌していますから。
そうでないものは、量を自分で考えればいい。
体脂肪を落として筋肉量を上げる
という料理教室をしている間、
息子は京都駅から鴨川へ出て、下賀茂神社まで往復歩いてきたらしい。
昨年、歩き遍路をしてから、ウォーイングハイになっているみたい。
ふたりで羽曳野の叔母宅に泊まり、翌朝早く高野山へ。
南海電車 極楽橋で降り、不動坂を上る。
新緑とヤマザクラが美しい。
大木に感動しながら1時間ほど山を登ると女人堂。
師僧寺に荷物を預けて奥の院へ。 極楽橋からゆっくり歩いて2時間くらい。
奥の院参道の木々はいつも美しい。
奥の院で五体投地の礼拝をして、息子はお遍路のお礼参り。
もと来た道を戻り大伽藍へ。
諸堂へ向かう蛇腹道の新緑も美しい
伽藍の金堂は、この開創法会期間中、本尊の阿閦如来がご開帳されています。
高村光雲作の大きな坐像、行者の本尊。
参拝客が大勢いらしてゆっくり拝むことはできませんが、美しく大きな仏さまです。
記念の年で山内は賑やか。これからはシャクナゲが満開になるでしょう。
http://www.koyasan.or.jp/k1200/
みなさまも、どうぞお参りください。
帰りの新幹線から夕暮れの富士山
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※眞天庵仏教塾・密教塾「般若心経」
http://
※穀菜食の舎会員ページ
「食養料理メニュー」
・腎臓・膀胱
・肝臓
・胃
・腸
・肺
・心臓
・脳と神経
・婦人科系
・緑内障
・白内障
・ほくろ
https:/
郡山市民文化センターで高野山1200年至宝展「ふれる空海」を観る。
あまり期待していなかったのだけれど、コンパクトにまとまって見やすい企画展でした。
何より、こうしてお大師さんの思想が広まるのは嬉しい。
ホテルにチェックインして、バスで天麩羅「奈良木」へ。
僕が心安く外食できるのは日本でここだけ。
ごま油はお客さんごとに濾して取り換え、
油消しで(おいしく食べられるように)大根おろし、なます、ぬか漬け、丁寧な出汁を添えてくれる。
油には辛味、たんぱく質には酸味ですが、これはひとつの出汁や薬味や付け合せでは足りない。
揚げ物という陽性、肉魚という陽性、玄米という陽性には、それぞれ倍以上の陰性が必要です。
そうでないと滋養も味もバランスが取れない。
ご飯もうまい。
お酒は南郷、会津娘、風の森、田酒 、龍の如く、久保田、獺祭、
飛露喜もある。
翌日、田村市の飛龍寺で弘法大師例大祭に出仕。
福島の空は広い、山は大きい、土地は清々しい
あの日以来、いろいろと問題はあるけれど、僕は福島が好き。
それはさておき、
お釈迦さまは、シャカ族の王子として裕福な生活をしていましたが、29歳で出家し、35歳で成道、悟りを開かれました。その内容は四諦八正道
http://
お釈迦さまは幼くて母親を亡くし、感受性の鋭い子だったよう仏伝には書かれています。
ある日、
城の東門から出かけ、ヨボヨボの老人に会います。
別の日、
南門から出かけ、道端に倒れてる病人を見ます。
西門から出かけた時には、葬送の列で遺体を見ます。
「老」、「病」、「死」
という人生の重大事実は避けられないのに、それを見て見ぬふりをして無自覚に生きている人のなんと多いことか。
人生は思い通りにならない、苦ばかりではないか。
そして、
北門を出た時、出家修行者に出会い、その落ち着いた清らかな姿に感動し、修行生活に入ります。
これが「四門出遊」、後世に生まれた説話です。
お大師さんは、讃岐国の郡司という地方豪族の子として生まれ、
当時としては恵まれた環境で、15歳で都へ出て、18歳の時に大学へ入ります。
当時の大学は儒教を中心とした講義で官吏養成のための学校。
真理を追究する、というものではない。
しかも、政界は帝の位をめぐる紛争が絶えず、陰惨な政策が横行。まあ、今と変わりませんが。
そこで勉強を続けていれば、将来は高級官僚、家族親族もそれを勧めますが、
19歳を過ぎた頃から山林での修行に入ります。
そして、24歳で儒教・道教・仏教の比較思想論であり、出家宣言書である『聾瞽指帰』(ろうごうしいき)を著します。
儒教は世俗の名声を期待し、道教は神仙を願い、仏教は悟りと救済を実現するものである、と。
そして、修行、入唐、帰国して、真言密教の第八祖となります。
自分の将来、好きなこと・やりたいこと、目指すもの、そういうものが見つからないことは普通です。
お釈迦さまやお大師さんに比べて、自分は何にも考えていない、などと思うかもしれない。
そして、自分の可能性はわからない。まあ、40歳50歳になってもわからないことは多いです。
でも、これは、と感じるものがあれば、一途に進んでみる。そうすれば道ができるかもしれません。
それぞれの立場で挑戦すれば、人生が愉快になるでしょう。
その先には、
師との出会い、生きがいの発見、自分が自分である意味、生まれてきた意味、そういうことがわかります 。
上記「ふれる空海」展に、『聾瞽指帰』(複製)が展示されており、お大師さんの美しく力強い文字を見ることができます。
『聾瞽指帰』と後に補訂改題した『三教指帰』に書かれているお大師さんのことば、いくつか引きます。
真理への道は何も特別なことではない。ようするに心がそのすべてを決めるのである。
錆びた刀は磨けば切れるようになる、重い車も油をさせば軽く走るようになる。
珠は磨かなければ光らないように、
人も勉め励むことが無ければ才能を発揮できない。
学ばずして生まれながらに知り、教えに従わずして自ら悟るものなど、未だにいない。
なぜ、自分の欠点を正そうとせずに、無責任に他人の欠点をあばこうとするのか。
取るに足らぬ楽しみを無上の喜びのように思い、何でもない心配事に打ちひしがれている。
道の大元を失わなければ、目前の些細なことにこだわる必要はない。
心のありかたが善であれば、幸いを得て、平和になる。その心のありかたが難しいだけである。
内容を立派にせず、表面だけを飾っても意味のないことである。
特別なスープとシチューの作りかたをお教えしています。
これ、
あったかいんです。
それはさておき、
東海林さだおが
心身健康お天気快晴の日はトンカツに限る
と書いていますが、
そういう時、トンカツにはライス、のイメージ。
雨の日は、心がカツ丼に向くらしい。
以前、
煩悩に勝つ、ドン!
と言いながら食べている人を見たことがある。
その昔、通っていた学校近くに「すずや」というトンカツ屋があり、そこのメニューにトンカツ茶漬けがありました。
先輩(美人)とご一緒したら、
これ、どうやって食べたらいいの?
丼に口をつけて箸でわさわさかきこむ、
なんていう食べかたはしない、考えたことも無い。
その女性は、トンカツにパン、のイメージ。
文科省の食品成分データベースで見ると
http://
可食部100gあたりのカロリーは
玄米ご飯と白米ご飯ではほぼ同じ
食パンはご飯の約1,6倍
まあ、そうですよね。砂糖とか油とか含まれているし。
ですから、
トンカツとパンはある意味強力。
トンカツの付け合せはキャベツがよろしい。
ビタミンUが多く、これは潰瘍ビタミンで消化を助ける胃の薬。
何より、トンカツの陽性をキャベツの陰性で溶かす。だから、大量に食べたほうがいい。
そしてレモン
これは油を溶かす。
玉ねぎもいい。スープ、味噌汁でいい。味噌は大豆の陰性があるので、肉の陽性を溶かします。
カツ丼の玉ねぎはいい、巷のは量が足りないけれど。
これはコレステロールの吸収を妨げる。
トマトもいい。肉のたんぱく質を分解してくれる。
そしてキノコと青菜のお汁。
これだけ揃えれば陰陽バランスも良いし、見た目も美しい。
揚げ物1で陰性5
陰陽はナトリウムとカリウムの比較で判断することが多いのですが、マグネシウムとカルシウムの比較でも判断できます。
マグネシウムは比較的陽性、カルシウムは陰性。
マグネシウは身体に必要な元素ですが、多すぎると酸アルカリの平衡がくずれ、血清カルシウムイオンが減少して酸性体質になります。
最近の玄米は白米よりカリウムもマグネシウムもかなり多い。
酸性食品とアルカリ食品の違いは、カルシウムとリンの比率でみますが、玄米は白米よりリンが多いのでかなり酸性食品。
そして、
野菜のアクにマグネシウムが多い。
食品100g当たりのマグネシウムの含有量を見てみると、
単位:mg
http://
マグネシムが多い野菜は、
とうがらし、切干大根、かんぴょう、えだまめ、しその実、しそ、バジル、つるむらさき、オクラ、モロヘイヤ、パセリ、ごぼう、ほうれん草、そら豆、とうもろこし・・・。
穀物では、
アマランサス、オートミール、コーンミール、玄米、スパゲティ、ライ麦パン、パン粉・・・。
その他では、
きな粉、だいず、油揚げ、凍り豆腐、納豆 、がんもどき
あおのり、わかめ、ひじき、こんぶ、とろろこんぶ、焼きのり・・・・。
そういうものと玄米ごはんを一緒に食べていると、身体が不調になる可能性が高い。
高圧の玄米ごはんは極陽性なので、陽性なおかずと一緒なら心身が陽性過多になるので、アク抜きして陰性にした調理がいい。
玄米には利点もあるので、それを有効にするには、
玄米を炒って多めの水で柔らかく炊けば、陰性になるので陽性毒が溜まることがなく、
繊維が焦げているので、陰性毒をよく排泄します。
白米は消化に手間がかかり、胃の粘膜にくっついて長く胃に滞留します。ですので、ぜん動を止めるもの 。
砂糖と豚肉も同じで、胃が止まる。
だから、消化に悪い。
さらに、白米はよほど良く噛んで唾液と一緒にならないと中性脂肪になります。
それを防ぐのが
梅干しのクエン酸
味噌汁
漬物
これらの陽性でアルカリが、白米の陰性と酸性を消します。
陰性が大きいほうがバランスがとれるから、ご飯5で、その他1でよろしい。
この組み合わせを作った昔の人は素晴らしい。
ご飯とみそ汁と梅干と漬物ならバランスが取れるけれど、ご飯とトンカツだけではいけない。
トンカツに限らず、精進でも揚げ物の時は、
ごはん(白いごはんより麦飯や炒り玄米入りご飯のほうが良いけれど)
ネギ類と若布の味噌汁、昆布シイタケ出汁
繊切りキャベツ、トマト(または夏野菜)、レモン(またはかんきつ類か酢の物)
という組み合わせだな。
いかにも悪人、というイメージがある目ですね。
三白眼は上がる陰性です。眼球が陰性になって上がっている。
これは油、添加物などの陰性が考えられ、
陰陽望診法では、目の症状は肝臓と関係があると観ます。
肝臓が疲れると、怒りっぽくなり耐える力が無くなる。
ドラマの犯罪者はそうなのでしょうね。
こういう時は、重たい陽性で対応します。
外斜視は横に広がる陰性。
ドラマや映画では、ちょっとネクラなオタクで、爆弾なんか作っちゃうのがこの眼。
これはたんぱく質や砂糖、アルコールなどの陰性。
それらは腎臓の負担になりますが、腎臓が疲れると 確信や勇気が無くなり、恐怖心が強くなる。
だから、爆弾なんか作っちゃうのでしょうね。
この目は締める陽性で改善します。
かように、同じ陰性でも上と外では違いがあります。
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※穀菜食の舎会員ページ
「玄米菜食が引き起こすトラブル」
http://
「砂糖の排毒方法」
http://
持ち歩いて宿での夕飯にしています。
上等な漬物になる。
先週、写経の後にお出ししたのは
白米、炒り玄米、ゴボウを炊き込んで、別に炊いた人参とお揚げで混ぜたごはん。
タケノコ、昆布、ブロッコリーの白和え
こんにゃく、高野豆腐、かんぴょう、人参、シイタケのお煮しめ
キャベツ、フノリのおすまし
みんな一緒に同じ野球の練習をすれば、だれでもイチローのようになれるわけではないのと同じように、
学校などで同じように勉強をすれば、全員成績が良くなる、ということも無い。
みんな違うのだから当たり前ですが、料理だけは、練習すれば誰でも上手になる、
と僕は思っています。
誰でも、食べないと生きてゆけないからかもしれない。
一つの食材があれば、
子ども、老人、お父さん、お母さん
病人、健康人
元気のある人無い人
それぞれ食べる人のことを考えて作れば上手になります。
その時、
これは良い、これはダメ
と考えないほうがいい。
ふたつに分けると困ることが多い。
世の中、そのどちらでも無いことのほうが多いのだから。
もし、身体に好ましくないものがあったとしても、その5倍の良いものがあれば悪いことは消えます。
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※眞天庵仏教塾・密教塾
「悟りの周辺Ⅰ」
http://shintenan.syoyu.net/%E7%9C%9E%E5%A4%A9%E5%BA%B5%E4%BB%8F%E6%95%99%E5%A1%BE%E3%83%BB%E5%AF%86%E6%95%99%E5%A1%BE/10-1%E3%80%81%E6%82%9F%E3%82%8A%E3%81%AE%E5%91%A8%E8%BE%BA%E2%85%A0
食養手当法と望診法を基礎から勉強したい、というかた向けに講座を始めます。
10時から 食養料理教室
13時から 望診法講義
...
病気・ケガ・心の制御など、実生活や治療に役立つ、他には無い本格的な講義です。
ご自身ご家族縁者の心身を調えるテクニックを伝授します。
どうぞ、ご参加ください。
第一回 5月20日
第二回 6月10日(水)梅雨時の料理・望診法(人相編)
第三回 7月 8日(水)
以降、毎月あります。
場所:大阪府吹田市PINO
http://salon-pino.com/
申し込み先:PINO 電話:090-7485-1450
参加費:8500円(午前または午後のみは 5000円)
テキスト:望診法「宇宙を診る」1500円
みなさまの平安をお祈りいたしましたのでご安心ください。
お願い事を書いて焼く「添え護摩」という木が約200本
小さく狭いお堂なので、ハラハラするほどの火勢になりましたが、参拝されたみなさまも心から拝んでくれました。
お堂の裏にはお不動さんが大勢おわします。
ところで、
真言密教の作法には大きく分けて、護摩と念誦のふたつがあります。
護摩は心中にある智慧の火で迷い煩悩を焼き、
念誦は真言の加持力で身中の仏性を開眼します。
僕は時間があれば念誦します。
お風呂が好きなので、銭湯や温泉によく行きますが、
湯船で、サウナで、真言を唱えます。
周りに人がいれば、健康でしあわせになりますように、
と勝手に拝みます。
バスの待ち時間でも、車内でも、相手かまわず、こちらの都合で拝む。
勝手に望診して具合が悪そうな人を見れば、これも勝手にお加持します。
僕には何も力がないから、
そうして天下泰平万民豊楽になれば良いなあ、と。
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※「食養精進料理・望診法講座のお知らせ」
http://shintenan.syoyu.net/%E7%B1%B3%E3%81%9E%E3%81%86%E3%81%AE%E5%AE%B6/%E9%A3%9F%E9%A4%8A%E6%89%8B%E5%BD%93%E6%B3%95%E3%83%BB%E6%9C%9B%E8%A8%BA%E6%B3%95%E8%AC%9B%E5%BA%A7
大阪箕面のHさん宅で、毎月精進料理と望診法の勉強会を開いています。
先日は、
雑穀とフノリのごはん
けんちん汁
野菜のグルテンバーグ
鉄火味噌
フルーツ盛り込み
トースト
さて、
自信があれば、
不安迷いが無くなり、いざという時も安心
何でも他人に任せることができる
困難に打ち克ち、いつも堂々としていられる
失敗を恐れる必要がなく、何でも受け入れられ、許せる、諦められる。
対して、自信が無ければ、
心配事や不安が大きく、
人とつるむようになり、うわさにまみれ事実が見えない
つるむと恥を知らなくなる
不安があるから他人を攻撃する、文句や不平不満を言う。
自信は、
肝臓と腎臓を丈夫にすれば身につきます。
また、どんなことでも、繰り返し練習することで身につきます。
勉強して実践する。
実践だけで勉強による理論的裏付けがないと、自分の体験のみを真実と錯覚し、妄想を妄想と気がつかないので危険。
勉強だけだと、頭でっかちになって、できないことをできると錯覚するので危険。
だから、勉強と実践は両輪の如く必要。
それでも自身が持てない時は
神仏におまかせすればいい。
仏さまにおかませすれば安心。
それには、心に混じり気が無くなるよう祈ればいい。
______________________________
※「食養精進料理・望診法講座のお知らせ」
http://shintenan.syoyu.net/%E7%B1%B3%E3%81%9E%E3%81%86%E3%81%AE%E5%AE%B6/%E9%A3%9F%E9%A4%8A%E6%89%8B%E5%BD%93%E6%B3%95%E3%83%BB%E6%9C%9B%E8%A8%BA%E6%B3%95%E8%AC%9B%E5%BA%A7
薄着になって発汗して、これからの季節、陽性毒がよく排泄されます。
四大不調の原因はほとんどが陽性毒です。
7月までに1回だけ、1食だけ、
青い葉っぱの野菜だけでお腹いっぱいすると、ずいぶんと排毒します。
どんな食べかたでもいい。
但し、ご飯も麺類もパンも無しで、葉っぱだけお腹いっぱい食べる。
もっときれいになるのは、
ヨモギを摘んで、煎じて飲んで、残ったヨモギはテンプラやお好み焼きにして食べるといい。
ヨモギひとつかみがひとり分。
濃いグリーンになるまで煮出して、おちょこ一杯飲みます。
夏の渇きには野菜がいい。
水分より野菜のカリウムのほうが血が薄くなり、身体を冷まします。
陰性が足りないと、血が濃すぎて血行が悪くなり、夏バテ熱中症夏風邪などを引き起こします。
陰陽はその考えかたに慣れれば至極簡単なのですが、
相対的に考える、見る
ということです。
左だから陰性
目が小さいから陽性
ではない。
何と比べるで変わるから、臨機応変に考えます。
いつ、どこで、何を見るか、
何を知りたいのか
を決めればいい。
例えば、
鼻水が出る(陰性かな?)
夜に多い(やっぱり陽性かな?)
お腹に湿疹がある (いやいや陰性かな?)
肌がカサカサしている(おやおや、陽性かな?)
色白でおとなしい(こりゃまた陰性かな?)
などと考えていてはキリが無い。
相対的に見ていないと分からなくなる。
もしここで、
鼻水を止めたいなら、その鼻水の色状態を見るだけでいい。
それで陰陽を判断して、陰性なら陽性の飲み物を飲めばいい、
それだけのこと。
また、
冷え症は陰性だ、
と思ったら、なぜ陰性なのかを考えなければ、陰性という証拠が見つからない。
事実、冷え症は陽性の場合がほとんどで、陽性だから考えかたも柔軟性が無いから分からなくなる。
頭の良い人は、あれもこれもと色々と考えてしまうのでしょうね。
何が考えかたの中心なのか。
どれが最も必要なことなのか。
を多くの中から選び出すことで、問題は解決します。
______________________________
※「食養精進料理・望診法講座のお知らせ」
http://
小山市の小堀商店でゆばを買います。
一説では、京都は湯葉、日光は湯波と書く、とのことだけれど、小堀は「ゆば」
昆布しいたけ出汁でシメジを炊き、塩と醤油で調えて、生ゆばを加えてひと煮立ち。
長く煮ると味が抜け、沸騰させると出汁が濁ります。
たんぱく質の多いゆばは、それを溶かすキノコと合う。
豆乳は身体を冷やし、酸性で胃腸に負担がかかるものだけれど、それをゆばにすると良質の食材になる。
○三昧
タケノコや山菜など、春先の若い芽を包んだものが春巻き、Spring Roll。
炊いた炒り玄米は、抗がん作用と陽性の排毒作用がきわめて大きい。
それはヌカ部分にあるRBA/RBFの力で、炒って焦がしてから、多めの水で炊くことで果皮のセルロースが溶け、その成分が溶け出します。
炊飯器や圧力鍋で炊いた玄米ご飯ではそれができない、それは陽性すぎて酸性すぎる。
炊いた炒り玄米、野菜、味噌か醤油、油、香辛料を合わせることで、陰陽と酸アルカリのバランスがとれ、脳の滋養になります。
○般若
カブとピーマンを初採り。
こういう野菜は収穫してから3時間以内がうまい。
採れたてを切って塩でもむだけがうまい。
野菜の旨味(微量に含まれるアミノ酸)が塩で引き出されてうまくなる。
陽性を良く溶かします。
何より季節の味がうまい。
○禅悦
ひじきは陽性なナトリウムが、可食部100gあたり1400㎎
陰性なカルシウムも1400㎎、カリウムは4400㎎
この数字は、陽性でアルカリの食品であることを示します。
それを野菜と炊く 。
ヒジキはバリナリと手で割ってボウルに入れ、熱湯をひたひたに入れます。
油揚げを炒め、湯を吸ったヒジキを加えて炒め合わせ、他の野菜を加えて煮る。
水は入れず、野菜の水分で煮るのがいい。
醤油を3回くらいに分けて回し入れ、煮しめます。
横隔膜から下の滋養によろしい。
○法喜
キャベツの外葉、古い玉ねぎ、ひねたニンジンなどをみじん切りにし、
炊いた炒り玄米を加えて塩もみし、染み出た水分でグルテン粉と地粉を溶き、
丸めて多めのごま油で蒸し焼きにします。
焼いた面がキハダ(オウバク)のような色になるので黄檗焼きと言う。
けんちんや雲片とともに、
ものを無駄にしない
命を生かす
運用自在
料理になりきる
という精進料理の逸品。
○大智
大根とカブの成分は似ている、大根のほうがすこし陽性。
カブのほうが少しアクが強い。
このアクの陰性が、温かいという陽性と引き合う。
どちらも消化酵素が多く、腎臓の滋養になるけれど、
カブのほうが酸性なので、エネルギーになりやすい。
「さっぱり」という言葉は、この食べかたのためにある。
○大悲
粥は十の徳があり、「食時作法」旦粥偈には、
色力寿楽詞清弁 (しきりきじゅらくししょうべん)
宿食風除飢渇消 (しゅくじきふうじょきかっしょう)
おおざっぱに言えば、
お通じが良くなり、頭の働きが良くなって弁舌流暢になる
ということ。
割れた洗米を炊いてとろけた粥に。
濃い昆布出汁を醤油で強めに味をつけ、吉野葛を引いて餡にします。
これは究極の粥。
水分の多い陰性な粥を朝に摂ると、交感神経が刺激され、日中の仕事がはかどります。
○菩提
昆布出汁を沸かさず丁寧にあたため、塩と薄口醤油で調え、匙ですくった豆腐を入れて火を止めます。
薬味や吸い口は、庭や畑の青物で季節を表す。
簡単な料理ですが、上品で格調高い一品になります。
________________________________
※穀菜食の舎会員ページ
「陽性のガン 食養メニュー」
https:/
「病気の治しかた早見表」
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また、大きな被害が起こらないよう祈念いたします。
火山の噴火で灰が降りますが、昨日テレビを見ていたら、アナウンサーが
「コウハイにもご注意・・・」
重箱読みなんですね。
降灰は「コウカイ」のほうが日本語らしいと思う。灰燼に帰す、のカイ。
それはさておき、
あるかたから質問があり、その中で
お腹のマッサージをしていて左右の便秘を実感しています。
こういうことを みんさんは知っているのでしょうかね?
とありまして、気がついていない人が多いだろうなと感じます。
便秘は左のほうが軽いですが、その場合下半身に影響があります。
そして猫背になりがち。
便秘は同じ側の脳の働きとも関係しています。
左便秘の場合は肝臓の滋養になる飲み物が効果的で、それは頭痛にもいい。
便秘を改善するポイントは食事と共に足。
心身は一如、つながっている。
望診法では、
左手掌部に左便秘、右手掌に右便秘が現れます。
ところで、あなたは彼(彼女)とふたりで歩くとき、左右どちら側にいますか。
どちらの手をつなぎますか。
多くの場合、
人間関係では左が上位です。
「平等行食(びょうどうぎょうじき)」
と声に出してから作法が始まります。
食事に限らず、仏教は徹底的な平等主義です。これは、全ての生き物が平等に仏になれる、ということで、民主主義的な平等では無い。
全ての人は完成されている、完成する可能性がある、という意味での平等。根源の平等であって、社会的平等とは違う。
この辺を間違うと、だれでも平等に同じものを同じ量食べるのが平等かということになって、ややこしくなる。
平等面だけを強調したとらえかたを「悪平等」と言い、避けるべきものです。
ここに一匹の魚がある。
お母さんがそれを料理する。
小さな子には柔らかく煮て少しの量を。
お兄ちゃんにはフライにしてカロリーを上げてたっぷり。
お腹の調子が悪いお父さんには葛を混ぜて蒸し団子にして。
食べる人それぞれに合うようにする。
これを、みな同じ量、同じ計らいで食べさせるのは悪平等。世の中にはそういうことがままある。
東日本大震災についてのレポート 附録1 福島県郡山市安積町・田村町
・ラジオはとても役に立ちました。特に、地元放送局の情報は貴重。
また、情報はもちろん、人の声が聞こえるのが気持ちの助けになりました。
・避難場所では、雑巾.タオル.バルタオル が大量に使われました。
出入り口の汚れを拭く、室内の掃除、水漏れ(これにはおむつが大活躍)、防寒、クッション等。
・物資がない中 手元にある物を工夫して一日を乗り切ることで、少しばかりの達成感と乗り切れた安心感 を味わいました。
・日常のモノが使えなくなり、心細さのなか、「自分たちでなんとかできる」ということが、元気に繋がったように思います。
・水を運ぶには取っ手のある箱やコンテナに40リットルのゴミ袋を入れると運びやすい。
・寒かったので湯たんぽが活躍しました。
・ペットシートはトイレ代わりになります。
・普段から灯油は買い置きしておくと助かります。
・懐中電灯は片手がふさがるので不便なことが多く、頭につけるヘッドランプが有用です。
・停電時、足元の明るさは怪我防止などに重要なので、電池式のセンサーライトを廊下などに置いておくと良いです。
・安否確認は、なるべく遠地の知人縁者に連絡するよう決めておけば、電話もメールもつながりやすい。近くほど回線が混雑したり不通になります。
・避難時持出用品は、家の中よりも、外の車庫などに常備したほうが持ちだしやすいです。
・日頃から、車のガソリンは「走ったら満タン」にするようにしましょう。
・充電電池、充電器は必須です。自家用車があれば、シガーソケットから100ボルトの充電ができるインバータがあるので、備え付けておくと便利です。
・トイレの水は風呂の残り湯、貯めた雨水で数日間足ります。
・井戸の活用
・災害時は「明るさ」「暖かさ」が何より安心します。
・近所からの「大丈夫ですか」「お元気ですか」という声掛けが安心、希望になります。
・援助が来る前は、お粥のレトルトパックが役にたちます。火が無くても食べられ、水分もあるので緊急時に有用です。
・長期になる場合、米と醤油があれば安心です。
・災害時、避難時にもっとも大切なのは、事実とうわさ話の違いを冷静に判断することです。
・自助、共助、公助
90パーセントは近所の人から助けられた。
2014.3.11 須永 晃仁 記
多めのごま油で生姜を温めてから、ズッキーニと玉ねぎを炒め、炊いた炒り玄米を加え、醤油で濃いめに調えます。玄米が焦げるくらいがいい。
これは、ご飯にもトーストにもお酒にも合う。
何にでも合う料理というものは、そのものの真実からは程遠いような気がするけれど。
これには、
ごま油のビタミン(陰性)、生姜の辛味と殺菌力(陰性)、
炒り玄米の抗がん作用、ズッキーニと玉ねぎのアルカリと繊維
お焦げの陽性はお腹を温める。
かように効果が重なり合うのは、そのものの真実に近いかもしれない。
お遊びはさておき、
料理教室には赤ちゃんを連れたお母さんがいらっしゃいます。
赤ちゃんには不思議な力がある。
みんなが微笑み、争いや怒りが消えて仲良くなる。
赤ちゃんは、
見るもの聞くものすべてが初めてのことばかり。
あれもこれも、みんな初体験で、それが積み重なって人生が作られる。
心の深層にある種子が経験に薫習されて、善も悪も蓄積される。
そして、
人は死ぬべき存在である。
始まりがあれば終わりがある、諸行は無常であるから人生は美しく楽しくなります。
生きている間、
見るもの聞くものすべて、その時が最後の感覚と言っていい。
あれもこれも、みんな人生最後の瞬間。
白紙だった心の種子はどんな色になって、
人生を終えるのだろうか。
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※穀菜食の舎サイト
○「陰性のガン 食養メニュー」
附 爪を丈夫にするメニュー
https:/
○「陽性のガン 食養メニュー」
https:/
開封したものは早めに使い切りましょう。
キャベツのみじん切り、炊いた炒り玄米、白ごま、海苔、生姜みじん切りを地粉でゆるく溶き、これを衣にして揚げもの。今回はコーフーとコロッケ。
野菜を衣にする黄檗揚げは、命を生かすリサイクル料理であり、ボリューム、コクがある。
炒り玄米やリブレフラワーを混ぜると油をはじくので、さっぱりパリッと仕上がります。
それはさておき、
世の中にはいろいろな人生があるけれど、
不和失敗不幸トラブルの多い人には、ある共通の特徴が見受けられます。
主に思考思唯の違いと、言動の違いなのですが、なかなか苦しみから逃れられない思考言動というものがあります。
また、
病気が治る人と治らない人がいて、これにも決定的な違い、特徴がある。
食べかたも違う。
さて、
『大日経』住心品や『菩提心論』からの考察をすすめた『十住心論』には、
低次元の心の世界から高次元の心の世界へと次第に進展し向上する過程が、「仮に」十段階に分けられています。
その中で一番低い段階が
「異生羝羊心」(いしょうていようしん)
羝羊は雄羊。雄羊がただ性と食に対する欲望をもって生きているだけにすぎないように、
迷いの世界に輪廻する地獄・餓鬼・畜生・阿修羅、
悪しき行為をつづける人間の世界が、異生。
例えば性欲に関して、
全く制御が効かず、本能のまま、倫理道徳も無い状態。
数ある犯罪の中でも、最も忌むべき最低の行為である強姦を思い抱くような心。
食欲も同じ、
何でも行儀悪く食べ散らかし、ただ空腹を満たそうとする。旬も美も礼儀も団欒も安心も無い食。
何を食べるか、だけを考えて、どう食べるか、を考えないのも、この段階です。
食べ物を強姦しているようなもので、最低の食。
このような食の行為が業となり、病苦のもととなり、地獄へ行く。
でもしかし、
もし、そんな闇のような心でも、
一筋の、針で刺したくらいの細い細い穴を見つければ、
そこから差し込むわずかな光に気がつけば、
それを頼りに心のレベルを上げることができます。
⇒つづく。

